おまけ日記
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03.02.24 ポキール無用の介−1
 先週の月曜日と火曜日は残業だった。とは言え、この辺はまだ余裕があった。水曜日は使用期限が切れたノートンの新しいのを買ってきてインストールをした。ところがインストールは失敗。インストール後のLiveUpdateが正常終了しないのだ。インターネットセキュリティ2003には問題があったような気がしたけど、今出荷しているのは対応済みではなかったのか。それは定かではないのだが、どうやらサービスか常駐ソフト関係に衝突するものがあるようで、これらをとにかく極限まで停止させないと、インストールに失敗する可能性があるらしい。水曜日は既に深夜を回っていたので、作業の継続を諦めた。
 木曜日は寄り道して少々遅くなった。その後に前日のインストールの続きをしていたのだけど、作業終了は深夜に及んでしまった。金曜日は小残業の上に別のPCにトラブル発生、そして解決……といったわけで、またまた更新間隔が空いてしまったのである。先週のうちに一度は更新したかったのだがなあ。そんなわけで古い話で申し訳ない。今日は、先々週の火曜日、つまり建国記念日の話である。

 建国記念日はサッカーをしにいった。遠路遥々、千葉県は長生村である。遠かったなあ。何しろ往復260kmである。片道だけで高速道路と有料道路を7本も乗り継いだ。ほとんど渋滞していなかったのだけど、片道2時間以上かかってしまったのだ。しかし、遠いだけのことはあって天然芝のフィールド、なかなかのサッカー場であった。もっとも天気が悪くて芝が濡れていたのが残念なところ。悲惨な状態ではなかったけど、ちょっとボールが滑べってやりにくかった。
 サッカーの方はどんなもんだったのかというと、これがまた身体が重くて今ひとつであった。ちなみに身体が重いというのは体調を表す意味ではない。物理的な意味で身体が重かったのだ。ここ2、3年で体重がかなり増えてしまった。去年の今頃と比べても5kgくらい増えている。ただでさえ重い人なのにこれでは全然動けないではないか。もう少し軽くしないとなあ。
 それでも一度相手DFの裏をついてゴール前どフリーのシュートチャンスがあったのだ。2列目からの飛び出しってやつである。でも、外してしまったんだなあ。ボールの下を蹴ってしまい、枠を1メートルほど外してしまった。柳沢にも笑われてしまいそうなプレイである。あまりにも絶好球だったので、つい舞い上がってしまった。焦らずトラップしてから打っても充分に間に合ったのになあ。せめて、インサイドのかかとに近い方でしっかりボールを当てに行くべきだった。むむう。

 まあ、それは良いのだけどね。どうにも悪い予感がしてならないのだ。今回は、練習試合ということもあって1ゲーム15分を7回という変則方式で行った。1ゲームごとに出場メンバーとポジションを変えていく。わたしは年寄りなので、1ゲーム出場、1ゲーム休みというペースとなった。で、最初のゲーム終えた後、休んでいたらくしゃみが止まらなくなってしまった。サッカーが終わって帰ってきてからもくしゃみは続いた。晩は前回の日記を書いていたのだけど、その頃には鼻水が止まらなくなってしまった。嗚呼、風邪をひいてしまったか。
 まだ2月である。汗をかいたままの状態で外の冷たい風を浴び続けていたら、風邪をひいてもおかしくない。なんでも今年はインフルエンザの流行年だという。テレビのニュースで取り上げられていたりするし、日記でもインフルエンザにかかったという話を読んだ。わたしの場合、今年は風邪の兆候すらなかったくらいで、すっかり縁が無いものだと思っていたのだが……、もしかするととうとうわたしにもインフルエンザのウィルスがやってきてしまったのかもしれない。そうだとしたら大変だ。

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03.02.24 ポキール無用の介−2
 と、思っていたのだけど、翌朝、つまり水曜日は具合が悪くなることもなかった。くしゃみと鼻水が大変だったことを除けば、むしろ快調なくらいであった。仕事を休むほどのことはない。パブロンを飲んで出かけた。パブロンを飲んだせいか、仕事中はくしゃみと鼻水も徐々に収まってきた。薬が切れたせいか、帰る時にはくしゃみと鼻水が出たけど、具合が悪くなることはなかった。熱は無さそうだ。木曜日も同じような状態だったのだけど、症状は軽くなった。そして金曜日にはすっかり治ってしまった。

 それにしてもなんだか不思議である。くしゃみ鼻水が止まらないほどの状態なのに熱が出ないのだ。風邪にしてはおかしい。これはやはりアレかもしれない。しかし、まだ2月の前半である。まだそんな季節ではないだろう。でも、目が痒かったからなあ。やはりアレかもしれない。というのは花粉症である。そういえば、くしゃみ鼻水の他になんだか目が痒いというのがあった。やはり、そうなのか?
 去年も書いたけど、わたしには花粉症ではないかという疑いがある。ここ数年、2月後半から3月前半にかけて毎年風邪をひいているのである。しかし、熱が出たりすることがなく、くしゃみと鼻水の日々である。やはり花粉症のような気がする。うーむ。花粉症など都会人がかかるものではないのか。あるいは花粉症にかかったフリをして都会人ぶったりするものではないのか。大半は病気自慢の人の思い込みという話もある。わたしは病気自慢が嫌いな人である。縁が無い病気だと思っていたのだが……

 うーむ。状況証拠としては充分である。千葉県長生村は、房総半島の外側の中ほどにある。少なくともこの辺よりは暖かいだろう。スギ花粉が既に飛んでいてもおかしくはない。水曜日と木曜日の行き帰りにくしゃみ鼻水の症状が出たのは、コートに付着していた花粉を吸い込んだからと考えられるのだ。先週の天気はいまひとつで今日も雨だったけど、今週あたりは暖かくなってくる。ということは、しばらくくしゃみ鼻水の日々がやってくるということだろうか。もし、そうなれば確実である。

 ところで、寄生虫がいる人は花粉症にかからないという話がある。もし、わたしが花粉症ならば、わたしの身体の中には寄生虫がいないということになる。ポキールなど使わなくとも検査せずに済んでしまうという話だ。もっとも寄生虫がいたら体重がこんなに増えるわけがないので、見た目でわかりそうな話とも言える。
 わたしの場合、むしろ寄生虫がいた方が良いのかもしれない。サナダ虫あたりであれば、飼っていた方が良いという人もいるくらいだ。しかし、こんな重要な時期にわたしの中の虫はどこに行ってしまったのかなあ。もしかすると、実は何年か前にもらったバレンタインデーのチョコレートが虫くだしだった可能性も考えられる。花粉症っぽい症状が出るようになったのは数年前からなんだなあ。

 そういえば、花粉症はバケツの話に喩えられることもある。その人が持っているバケツが溢れるほど花粉を吸い込んでしまったら花粉症にかかるという話だ。そのバケツの大きさには個人差があって、なかなか溢れない人もいれば、すぐに溢れてしまう人もいる。つまり、今まで吸い込んできた花粉がその人にとっての一定量に達すると、突如として花粉症の症状が現れてしまうというのだ。
 わたしは18歳までずっと釧路にいた。スギ花粉など存在しないはずの地域である。たしかに釧路から出てきてから結構な年数が経っているけど、ちゃきちゃきの江戸っ子よりは有利な条件だろう。それなのに最早バケツがいっぱいになってしまうとは、わたしのバケツはなんて小さなバケツだったのだろうか。なんだか「君って器の小さい人間だね」と言われてようで気分が悪いんだなあ。なんだか腹の虫が収まらないわ。いや、腹に虫はおりませんわ。

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03.02.11 4.10
 なんだか2月11日なのか4月10日なのか、よくわからないタイトルである。

 ところで、皆さん、お久しぶりです。と、断らなくてはならないほど更新間隔が空いてしまってるのが、最近のおまけ日記なのである。一応2月5日にも更新しているけど、だらだらと長く特に読ませるほどのものでなかったので、日記才人には更新報告しなかった。というわけで、日記才人の更新報告では1月28日以来ということになってしまった。うーむ。もう少し更新間隔を狭めたいところだ。
 ところが、それができないんだなあ。というのも、最近どうも書いているうちに文章が長くなってしまうからだ。前回の日記は三分割してしまった。文章量では三日分あるのだ。つまり、2、3日で一本書いているのと変わらない。いや、長文になればなるほど全体的なまとまりがしっくりいかなくなってくるので、推敲に時間がかかってしまう。一日分の日記を書くのに何日もかかってしまうのだ。傍目にはさぼっているように見えるだろうけど、実は毎日それなりに書いてはいるのである。

 これで困るのは携帯で読んでいる人である。文章が長すぎて画面に表示しきれないのだ。iMode向けに作成したスクリプトがあるのだけど、これは一日分ごとに切り出す以上のことをしないものだ。しかし、iMode版と銘打っておきながらiModeでは読めないとは困ったものである。これでは、わたしが嘘つきのようではないか。詐欺師のようではないか。ほら吹き爺さんのようではないか。
 うん。もう少しきちんとしたスクリプトを書いたほうが良いのはわかっていたのだけどね。でも、面倒だったのでそのうち対応ということで目を瞑っていた。しかし、よく考えたら目を瞑らなくても、分割すれば良いだけということに気がついた。というわけで、前回は三分割にしてみたのである。どうだろう。
 まあ、それ以前に長くなりすぎないようにしようとは思っているのだけどね。つまらない部分をバッサリ切ってしまった方が良いことはわかっている。しかし、どうも短くなってくれないのだ。いや、これは気分の問題である。最近は、ずらずらと長ったらしく書きたい気分なのである。というか、短くまとめるのが面倒なんだなあ。

 それはともかくとして、わたしの財布は分厚い。折りたたむのが容易でないほど分厚い。いや、正確に言うと「分厚かった」だ。そして、また分厚くなりつつある。もちろん札束で膨らんでいるからではない。もし、そのような話であれば、わたしの胸に仕舞っておくことである。「儲かって仕方が無いわ。濡れ手で粟で財布に札束が収まりきらないわ。うわっはっは」なんて公言しようものなら、タカられるに決まっているではないか。わたしはいつでも貧乏でなくてはならない。
 それでは、札束以外の何で分厚いのだろうか。わたしの読者ならば、愛と希望で満ち溢れているのではないかと推測するかもしれない。なるほど、あながち間違いではない。しかし、それを言うなら、病気、怒り、嫉妬といったあらゆる災厄が詰まっている方が面白いそうだ。財布を開けるとそれらが飛び出していってしまう。そして、最後に残ったのは希望だけという話だ。いや、これはあまり面白くない。やはりここは、白、ピンク、黒、花柄、水玉、ストライプ……といったありとあらゆるものが詰まっている方が面白いだろう。そう、これがかの有名なパンチラの……、ゲホゲホ。

 アホな話で脱線してしまった。で、結局何が入っていたかというと、ミスドのラッキーカードである。これがまた大量にあったのだ。ピングーの冬陶器キャンペーンである。2月2日まで行われていた。現在はピングーのお花見弁当箱キャンペーンに変わっている。1月半ばから2月2日までの期間、ミスドのラッキーカードが大量にあって財布がものすごいことになっていたのである。
 何しろ40点分以上あったのだ。あの厚紙が20枚以上財布の中に入っていたのだから、財布が分厚くなるのも無理は無い。ラッキーカードキャンペーンを知っている人ならば、「10点分で引き換えられるのだから、何もそんなに貯め込まなくても、とっと引き換えてしまえば良いのに」と思うだろう。しかし、そうも言っていられない事情があったのだ。あれはデザインがなかなか良い。あれでコーヒーを飲んだり、ビールを飲んだりしたいなあと思ってしまったのである。ついでにお揃いで皿も欲しい。

 ところが同じことを考えていた人がわたしの他にも大量にいたようだ。引き換えようと思ったら品切れだったのである。ラッキーカードキャンペーンでは、たまにあることだ。そういう時は、妥協して他のものと交換せずに再入荷されるまで待つべきである。と思っていたのだ。
 ところが入荷日に行っても品切れなのである。また次の入荷日をお待ちくださいと書かれている。その次の入荷日に行っても、また次の入荷日をお待ちくださいと書かれている。もうほとんど瞬間的に品切れになる。この繰り返しであった。いつ行ってもこのような状態だったのだ。これでは引き換えることができない。結果、大量のラッキーカードを財布の中に溜め込むはめになってしまったのだ。
 しかし、これほどまでに人気があったラッキーカードキャンペーンは記憶に無い。ミスドとしては近年まれに見る大ヒットだったのではないだろうか。もしかすると、あまり発注しなかっただけかもしれないが、予想を遥かに超えたことだけは間違いない。まあ、この手のキャンペーンには普通に使えそうなデザインのものを出すってのが一番だと思う。

 結局どうしたかというと、引換券を貰うことにしたのである。まあ、この品切れの連続ではこうするより他に無いだろう。で、その引き換え日が4月10日なのである。なんとも気の長い話だ。これでは全然「冬」陶器になっていないではないか。まあ、別に良いけどね。冬でなくては使えないデザインでもないし。
 ただ、4月10日なんて言われても、その頃には既に忘れていそうなんだなあ。今までにも引換券を貰っておきながら、そのまま引き換え忘れてしまったことは数知れずなのである。でも、今回はちょっと逃したくない。忘れないようにしなくては。そうでなくては、一月にドーナツを食べ続けて増えた体重が浮かばれないではないか。ただし、水にはよく浮きそうである。

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03.02.05−1 [IT話] バナナの皮(前編)
 おいらはSlammer、ヤクザなSlammer。

 というわけで、三回連続してダジャレ歌で始まるおまけ日記なのである。いやはや、別に最初はその予定でなかったのだけど、なんとなく二回続いてしまったからなあ。ついでなので三回連続させてみた。丁度良いところにネタが降って湧いてきたのである。やはり、同じパターンは、最低三回繰り返すべきだと思うのである。三回以上繰り返せば、巧妙に仕組んだ業師のように見せることができるからだ。あまり繰り返し過ぎるとくどくなってしまうが、二回では中途半端である。たぶん三回目が思いつかなかったのだろうと舐められることになる。まあ、今回は成り行きだけどね。
 ちなみに前回の日記にはミスがあった。沢田研二のあの歌は、「ダーリン」じゃなくて「ダーリング」だったのね。「グ」がなかったのだ。これでは素うどんである。かけそばである。指摘されて気がついた。そういえば、そんな気がする。ネットで検索して確認した。うーむ。お嬢さんお手上げだ。というのは、「ダーリング」のカップリン曲である。こっそり直しておこう。

 さて、Slammerである。先々週の土曜日にはなんだか一部でエラい騒ぎになっていたようだ。そういえば、日記才人がつながらない時間帯があったな。あと何人かの人のページも非常に重かった。やはり、これらもSlammerが原因だったのだろうか。大半のサイトが平気だったので、最初はそんなことが起こっているなんて思いもしなかった。後で詳細を知って「またか……」と呆れてしまった。「またか……」というのはマイクロソフトに対してではない。韓国に対してである。
 この件でマイクロソフト云々という人もいるようだけど、これはちょっと違うと思う。やはり問題なのは韓国だろう。CodeRedやNimdaの件でも迷惑だった。もっともこの2つをカウントしてみたところ、わたしのところを攻撃してきたのは台湾の方が多かったけどね。ただ世界的には韓国からの攻撃が圧倒的に多かったようだ。ええと、ここを読んでいる人の中には、韓国にシンパシーを感じている人もいると思うので書きにくいのだが、今日は書かせていただく。真面目な話なのである。

 詳細を見ると、今回のSlammerは取るに足りないものだったようだ。MS SQLServerの既知のセキュリティホールをついたものである。パッチを当てていれば問題が無かったのだ。侵入方法も単純なもので、ファイアウォールを掻い潜ったりはしないようだ。UDP/1434ポートを閉じておけば平気である。そんなわけで、世界的にはそれほど大きな被害を与えなかった。日本などほとんど平和なものであった。インターネットが使用不要になるほどの被害を被ったのは韓国だけである。何をやっているのだか。
 ウィルス対策ソフトを入れる。ファイアウォールを入れる。セキュリティホールのパッチが公開されたらパッチを当てる。不要なポートを開けない。そもそもインターネットからアクセスが可能な場所にSQLServerなどを設置しない。これらはいずれも常識的なことである。
 これらのうち、ウィルス対策ソフト以外のどれかひとつでも対策を取っていれば、防ぐことができた話である。韓国ではこれらに対して無防備なマシンが多すぎたのだ。加えて、KTのDNSサーバが落ちて韓国のネットワーク全体が麻痺状態になったという。冗長性を考慮していないのだろうか。ネットワーク設計がおかしいと思われる。日本でいうところのNTTにあたるのがKTなわけで、本来ならばプロ中のプロのはずである。彼らのスキルを疑ってしまうところだ。

 韓国はIT先進国でブロードバンドが普及しているから被害が大きかったなんていう人もいるようだけど、これは全然違う話である。むしろ、知識が全く無いIT後進国ぶりを示してしまっているだけだろう。韓国ではブロードバンド接続者数が1000万人とも言われている。かなり怪しい数字だが、とりあえずそれはおいておく。
 しかし、日本も昨年末にはブロードバンド加入者が780万人を突破している。この問題が起こった1月25日頃には800万人を軽く突破していただろう。常時接続というならブロードバンドに数えられないフレッツISDNやAirH"での加入者も加えて良い。数としては大差無いレベルだ。さらに企業等での接続も考えると、日本の方が圧倒的に多くなる。しかし、日本ではほとんど問題が起こらなかった。これは何故なのかを考えてみればわかる話である。

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03.02.05−2 [IT話] バナナの皮(中編)
 どうして、MS SQLServerにパッチを当てていなかったのだろうか。たしかに新しいパッチで動作が不安定になることもある。しかし、問題があればすぐにパッチの提供が取りやめになる。一週間も様子を見れば充分だろう。半年も前に報告されているのにパッチを当てていないのはおかしい。パッチの情報を掴んでいなかったのだろうか。ニュースサイト等でも記事になっていた話である。インターネットを使っているわりには情報収集能力が低すぎる。
 まったくの素人ならば情報収集能力が低いのもわからなくもない。しかし、MS SQLServerは、データベースソフトである。しかも、それなりの規模のデータを扱う場合に使う製品だ。個人用途やライトユースでは基本的に使わない。ネットワーク管理者がいるような規模の企業で使うものではないか。とすれば、その企業のネットワーク管理者のスキルが著しく低いと言わざるを得ない。
 そもそもデータベースは、各種データを格納するものだ。データを盗まれたり、改竄されたり、破壊されたりするという危険性を考えると、セキュリティにもっとも気を使わなくてはならないものである。それをポートを塞ぎもしなかった。というか、通常LAN内に設置するものだ。インターネットから丸見え状態にしておくというのは無頓着過ぎる。ネットワーク機器をなんでもかんでもグローバルアドレスで運用しているのだろうか。IPアドレスの無駄遣いだ。

 パッチを当てられなかった理由は、不正コピーのものを使っていたからという話もあるようだ。しかし、日本を含む他の国だって不正コピーをする輩はいる。それでも他の国では問題になっていない。不正コピーが末期的なほどまかり通っているということではないか。不正コピーで業務を行っているような企業ばかりで経済が成り立っているというのか。酷すぎる話だ。
 おそらく個人ユーザでも不正コピーのMS SQLServerを入れている人が相当数いるのだろう。それもわけもわからずに入れていたりするものと思われる。データを格納せずにサービスだけが動いているという状態だ。そして、PC一台だけでルータを使わずにインターネットに直結していると。普通ならリソースの無駄になるだけだからサービスを停止するし、そもそもディスク容量を食うだけだから、真っ先にアンインストールする代物だ。自分のマシンの面倒を見ることもできないような人ばかりなのではなかろうか。それでなくてはSlammerもここまで広がらない。

 インターネットに接続する際、特に常時接続にする際には、きちんとセキュリティ対策を取らなくてはならない。自分に被害が及ぶだけでなく他人にも迷惑をかけることになるからである。といったことは、雑誌のADSL入門記事等には必ず書かれていることだと思う。韓国ではこのようなことが言われていないのだろうか。不正コピーの件と言い、モラルが欠如しているとしか言いようが無い。
 そもそもセキュリティに対する関心が無いということは、自分のPC内には消えても困らないようなデータしか存在しないということではないだろうか。ロクな使い方をされていないと思われる。なんでも韓国では先週にも何度か接続障害が再発していたそうだ。これだけ騒ぎになっているのにパッチを当てられない、サービスの停止すらできないやつがゴロゴロいるようだ。

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03.02.05−3 [IT話] バナナの皮(後編)
 なにやら最近韓国のことをIT先進国として紹介するようなテレビ番組や新聞記事が増えていて頭が痛い。テレビや新聞のスタッフにはわからない話なのだろう。Slammerの件だけでも韓国がIT先進国に値しないのは明らかなのだが、普通に考えればそれ以前からわかっていた話である。テレビなどでそういうことを言うと、素人さんが間違った知識を植えつけられてしまう。一度わたしに解説させてほしいくらいだ。
 韓国ではADSLの加入者が日本よりも多いというだけの話から、インターネットのインフラが日本よりも整備されているという話にすり替え、さらにIT分野全体が日本よりも発達しているという話にすり替わってしまう。またADSLの利用者が多いことから、韓国国民全体が日本国民よりもスキルがあるという話にすり替わり、技術者も優秀という話にすり替わってしまう。ミスリードの連続で評価を狂わせてしまっている。

 これくらいのことなど他愛の無い話、放置しておけば良いではないかとも思うのだが、どうも言っておかないと気色が悪いのだ。日本では一般人がインターネットを始める前からWIDEプロジェクトで相当貢献している。そもそも日本では、90年代初めにパソコン通信の会員数が数百万人もいたりして、長いキャリアを持つ人が大勢いる。20年前から8ビットマシンでプログラムを組んでいた人という人も多い。もっと言えばTK-80の時代から弄っていた人もいる。黎明期の基礎からやっている人が相当数いるのである。
 こういった人達、あるいはこういった人達から教えられてきた人達が業界で仕事をしていたりする。そんなわけだから、意味もなくポートを開けっぱなしにしているようなネットワーク管理者なんてほとんどいないのだろう。対して韓国は、ここ3年くらいで急激にPC人口、インターネット人口が増加したわけで、まだ各人のキャリアが未熟な上に教えられる人が少ない状態である。だから、自己流の解釈で運用してしまう。知識の蓄積、厚みが違うということだ。
 ところが、どうも韓国がIT先進国が云々という番組は、「日本よりも韓国の方がIT先進国だね。知らないの? 君達は世界の情報に疎いんだねえ。もっと勉強しなさい」と言っているような印象を受けるんだな。おいおい、韓国の状況くらいを踏まえたうえで言っているのだが。君が中途半端にしか知らないだけだろう。
 どうも小学生に「大人になったらわかるよ」と言われたような気色悪さを感じるのである。日経BPあたりのIT系ニュースサイトでは、ようやっと今回の件について「被害に遭うのが間抜け」みたいな論調になってきたけどね。わたしが書こうとしていたら、先に書かれてしまった。機先を殺がれた感じがする。ちなみに日経BPもアレなところがあるメディアだが。

 まあそれはおいといて、韓国ではSlammerの件でマイクロソフトを提訴するとか言い出しているそうである。不正コピーをしまくっときながら提訴するとはなんとも。今回わたしが韓国に辛辣な書き方をしているのも、実はこの件があったからである。どうしても自分達の落ち度を認めたくないようだ。それよりも一度自省の立場に立って、セキュリティに対しての啓蒙を促した方が良いと思う。CodeRed、Nimdaとセキュリティに関して啓蒙する機会が何度もあったはずなのにそれができていなかったのは、自分自身を認めたがらない体質にあるからではないだろうか。これではまた同じことを繰り返しそうである。
 たしかにマイクロソフト製品はセキュリティホールが多く、そこを狙ったウィルスも多い。だからといって、Linuxが安全だとは言えない。最近ではセキュリティホールが見つかったという報告も多くなっている。それだけでなく、そもそもセキュリティに対して甘い設定をしていたらLinuxでも同じことである。ルート権限を握られたりすると何でもできてしまうので、むしろLinuxの方が恐い。パッチの情報を仕入れたりパッチを当てたりするのは、マイクロソフト製品よりも面倒である。Slammerが広まった理由を考えると、Linuxを使う方がよっぽど危険だろう。きちんと管理できない人が使うようなものではない。

 今回の件で一番悪いのは、もちろんSlammerの作成者である。本当に責めなければならないのはこちらの方だ。しかし、擁護するわけはないが、Slammerの作成者もまさかこれほどまでの騒ぎになるとは思っていなかっただろう。サイバーテロなんていう大袈裟な表現をする人もいるが、本人としてはちょっとした悪戯のつもりだったと思われる。悪戯でなければ、もう潜伏期間をとってみるなど工夫を凝らしたり、データ破壊のコードを入れたりするはずである。

 言うなれば、こんなのはバナナの皮を廊下に放置したのと同程度のことである。普通ならバナナの皮が落ちていても、滑って転ぶやつなんてほとんどいない。大惨事になるとは思えない話だ。
 バナナの皮が落ちていたら、普通の人はすぐに気がつく。拾って捨ててしまう。少なくとも避けて通る。仮に気がつかず踏んでしまっても、ズルっと滑るだけで転びはしない。ところが韓国では、走ってはいけないはずの廊下を全力疾走しているので、バナナの皮に滑って転んで頭をしこたま打ちつけしまった。そして気絶してしまったと。そんなやつが多すぎて廊下が転倒者の山で遮られ、ついには通行不能になってしまったといったところではないだろうか。Slammerの件では、そんな感想を抱いてしまったのである。

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