02.10.31 コナンへの挑戦状
 一昨晩はアジアユース選手権の準決勝なんぞを見てしまった。すてきな審判だったなあ。ファールをほとんど取らないのである。試合が荒れないように取るべきものは、きっちり取るべきものだろう。かようなレフリングでルーズでラフなプレイが蔓延しては、アジアのレベルがいつまで経っても上がらないからね。
 取るべきものは取らねばということは、日本のユース代表にも言えることである。もちろんユース代表が取るべきものはファールではなく得点だ。一昨日は決定的チャンスをいくつ外したことか。4、5点は入ってもおかしくなかった。シュートに至るまでのプロセスには文句が無い。プレイも積極的である。それだけにあそこで決められないというのが勿体無いんだなあ。もう少し相手のレベルが上がったら途端に勝てなくなりそうである。

 結局、日本はPK勝ちを収めたのだけど、この決定力の無さにはまいってしまった。日本時間で23時30キックオフの試合である。日が変わって1時30分には決着が付いているはずだったのだ。ところが15分ハーフの延長戦とPK戦、さらにハイライトまで見ていたら、2時30分になってしまった。その後、メールのチェックやら何やらで寝たのは3時過ぎである。ああ、もう寝不足もいいところではないか。
 しかも、これで決勝戦に進んでしまったのだ。決勝戦は木曜日の深夜である。つまり、これからだ。木曜日の次の日は金曜日である。休みではない。さすがに観てられないよなあ。三位決定戦ならば試合開始時間が早いから、じっくり観られたのに。さては、よっぽどわたしにプレイを観られたくないということか。おまえらそれでもプロか。プロならプレイを観てもらって、なんぼのものだろう。いや、まだプロじゃないのもいるのか。まあ、高校生については許そう。

 そんなわけで、昨日は寝不足だったのだ。そんなわたしに配慮してか、昨日は青空広がる爽やかな朝であった。駅に向かう途中、喧騒をまるで感じさせなかった。妙に静かなのである。違和感を感じるほど静かなのである。駅に着いてその理由がわかった。電車が止まっていたのだ。停まっていたのではない。運行してなかったのだ。なるほど線路脇の道を歩いていても、電車がまったく通らないのだから、静かなはずである。
 夕方から晩にかけて電車が止まるのは、たまにあることだ。朝方に電車が遅れることもたまにある。しかし、天候によるものを除けば、朝方に運行が完全に止まってしまうのは、なかなか無いことだ。こんなことは何年ぶりだろう。最近はすっかり安心しきっていたので、ギリギリの時間に家を出る習慣が身についてしまった。この日も家を出たのはギリギリの時間である。なんてこった。

 駅に着いたら、そこは人人人でごった返していた。入入入でごった返しているよりもマシだとは言え、ただならぬ事態のようである。とりあえず何がどのようなことになっているのか放送を聞こうと思ったのが、なかなかアナウンスしてくれない。しばらくしてから、ようやっと「バスで振り替え輸送をやってます」とのアナウンスが入った。しかし詳細が聞き取りにくい、どういう経路で振り替え輸送をしているのか、もう一度聞くためにまた数分待つはめになってしまった。もうちょっとこまめに、かつ明瞭にアナウンスして欲しい。
 改札口で駅員を捕まえて聞いても良いのだが、既に大勢の人間に取り囲まれている。わたしが入り込む余地が無い。というかしつこいやつがいるんだなあ。延々と駅員に文句をたれているやつが何人もいる。あれでは振り替え輸送の切符をもらうのも一苦労である。いい加減にしてくれ。

 振り替え輸送は、つくし野駅、または町田駅までだそうだ。町田は対象外だとして、つくし野と言ったら逆方向ではないか。急行は止まらないし、渋谷から見ると長津田からさらに先の駅で本数も少なくなっている。青葉台駅まで行ってくれたらありがたいんだがなあ。そもそも振り替え輸送のバスそのものも本数が少ない。非常に混んでいるのだ。うんざりする。改札の辺りはクレーマーが群がっているので、振り替え輸送券を貰うことすら困難がつきまとう。ええい、面倒だ。歩いていこう。
 というわけで、歩いて長津田まで行くことにした。テクテク。30分少々ってところだである。運動不足のわたしには丁度良い。たとえ電車が止まったとしても健康になるのだから、わたしは転んでもタダでは起きないやつだ。ああ、健康になったぞ。ありがとうJR。って、寝不足の上に長距離でかつ坂道を歩いたので、へろへろになってしまった。さらに追い討ちをかけるように復旧した電車がわたしの横を追い抜いていった。結局、黙って待っているのが一番早かったのか。こんなに早く復旧するとはなあ。
 ほうほうの体で長津田駅まで辿り着いたのだけど、まだ完全復旧というわけでなくて、やはり長津田駅もごった返していた。電光掲示板の時計と到着時刻のズレを写真に撮ろうと思ったのだけど、小さすぎてよくわからない写真しか撮れなかった。うーん。残念である。



 ようやっとのことで電車に乗り込み、落ち着くことができた。少年サンデーの出番である。ふむふむ……、しかし、今週のコナンである。暗号の謎解きであるが、あれは少々無理矢理過ぎはしないだろうか。とてもじゃないが解けるものとは思えない。数字の羅列が動物の鳴き声を英語で書いた時の文字数を表しているとな。なんじゃそりゃ。こんな暗号が解ける人がいるというのだろうか。解ける人がいると言い張るなら、ひとつ出題してみたい。

 未だに仮面ライダーカードのコーナーには人が来ているようである。まあ、カードの絵柄を見て「サラセニアンってどんな怪人だっけ?」と確認するくらいには意味がありそうだから、そのままにしてあるんだけどね。しかし、交換交渉用の掲示板は、さすがにもう良いだろう。そう思いつつも面倒なんで放置していたのである。そんなところに最近わけのわからない書き込みがあったのだ。

無くなすくすみ九九キス巻き句に真美クスかにマナ生釜幹の間万かに釜みま
かまのなまかにまままのかまか間々間々間か野間身ママの似まままま巻くま
ま利ままのままくまままなまりにかまなまま+
 こんな感じの書き込みがあと2つほどある。文字化けではなさそうだ。普通に日本語環境で入力しているようである。なんだか同じ文字が繰り返されていたりして暗号のような感じがするのだ。ところが全然意味がわからない。暗号だとしたら非常に高度なものなのだろうか。うーん。コナン君、ぼくからの出題だ。これが解けるかな?

問題の掲示板

 ええと、スパイの方へ。連絡用にわたしのサイトを使わないでくれ。ということは言っておこう。とりあえず。

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02.10.29 続・かわいいとは何だろうか
 昼前のこと。まばたきしたらコンタクトが破れた。使い捨てだから良いのだけどね。それにしても品質がいまいちだなあ。というわけで今日は片目が……、あっ、いやっ、この話じゃなくてこの間の続きを書かなくちゃならなかったのか。しかし、随分間が空いてしまったな。失敬。

 それで、どういうのがかわいいキャラクタか、少なくともちょボラよりかわいいキャラクタとはどういうものになるかということをあれこれ考えたのだが、結局思い浮かばなかったのである。特定のキャラクタに対してかわいいか否かという判定はできるのだが、いざかわいいキャラクタを作ってみよと言われると、途端にどうして良いのかわからなくなってしまう。どうやらわたしは口先だけの男のようだ。ひょっとすると、わたしの正体はくちびるゲルゲなのかもしれない。

 実は、以前からmiyacho.comにマスコットが欲しいと思っていたのだ。それも婦女子に人気が出るような飛び切りかわいいキャラクタが欲しいと思っていたのだ。婦女子の集客アップである。「そこまでするほど婦女子を集めたいのか。婦女子がそんなに好きなのか」と聞かれると、いやはやそうだとしか言いようがないのだが、そもそも男ばかりが集まるサイトはちょっとどうかということもある。眼鏡っ子にメイド服を着せたキャラクタなんかをおいた日には、「萌えー、萌えー」というやつらが集まってきて大変ではないか。
 しかし、色々考えてみても婦女子の人気を獲得できそうなキャラクタが思い浮かばない。わたしには、そういったセンスが無いらしい。これが文章ならばなんとなる。対象となるキャラクタさえ設定すれば、かわいくて、けなげで、せつなくて、母性本能をくすぐるような話を創ることができるだろう。しかし、その主人公を二次元化することができないのである。うーん。キャラクタを考える人ってえらいと思うのだ。皆よく考えられるよなあ。

 ええと、念のために言っておくけど、miyacho.comはソフトウェアを開発してみようと思っている人達のお役に立てるように種々雑多なコンテンツを公開していくことが目的のサイトである。うん。たしかにそのように見えないとは思うが、一応そういう目論見なのだ。で、その目論見に沿ったキャラクタをどういったものにしようとかと常日頃考えているのである。
 たとえば、何か説明するために図を描いたりする時に、そういったキャラクタを使えば良いかなと。人によってはマイクロソフトのイルカのようでうざったいと感じるかもしれないけど、まあそういう硬派の人は書店に売っている本を見れば良い話だ。わたしのやることだから柔らかい味付けにしたいなあと思っていたのだ。

 こういった場合、まず主たる目的の象徴となるものをモチーフにすることが考えられる。と思ったのだけど、ソフトウェアの象徴ってなんだろう。ソフトウェアには形が無い。形が無いというよりは実態が無い。実態が無いものがモチーフでは、いかんともし難いのである。
 ありがちなのは自分の似顔絵を使うという手である。自分自身の分身ということで、物事を説明する時に使うには持って来いのように思える。しかしながら、わたしは自分の似顔絵が描けない。どう描いても似ているように思えないのだ。写実的な自画像なら描けなくもないけど、それではキャラクタにならない。そもそも自分の似顔絵をかわいくデフォルメしてしまったら詐欺だろう。気色悪いサイトになってしまいそうだ。少なくとも婦女子に人気が出るとは思えない。

 やはり、ここはそんなことを忘れて、動物をモチーフにするのがベストではないだろうか。婦女子の人気を稼ぐには、子供か動物が一番と相場が決まっている。ここは両方を採用して動物の子供にしたいところだ。子供ということで、二頭身、三頭身にすればかわいくなるのは間違いない。それも少年が良い。母性本能をくすぐるのはやはり少年だ。性別不肖でも良いのだが、少女的な性格にするのは避けたいところである。
 候補として真っ先に考えられるのが猫だろう。たしかに猫はかわいい。ネットの世界では猫を自称する女子も多いくらいだ。婦女子の人気が期待できる。しかし、猫のキャラクタは、もう既に色々あり過ぎるのだ。今更猫のキャラクタを使って、それらに打ち勝つのは難しい話である。犬も同様だ。犬のキャラクタも多すぎる。
 よくよく考えると、ハムスターやウサギといったペットにできそうなかわいい系の動物は、どれもこれも既になんらかのキャラクタになっている。それどころか、熊もたぬきもきつねもライオンも虎も豚も猿も馬も牛も……、メジャーな哺乳類はほとんど使われているような気がする。だいたいデフォルメすれば、どんなものでもかわいくはなるからなあ。かといって、哺乳類以外もイヤなのである。哺乳類以外の動物には乳が無いからだ。まだ乳離れしていないようなキャラクタがいいのだ。それが母性本能をくすぐるのである。

 いっそのこと無生物をモチーフにするという手もあるのだが、直線的だったり鋭角があったりするのはかわいくないので避けたいところである。たとえば、このPCをキャラクタにしてみることを考える。たしかに曲線的なPCと言われるものもあるのだが、いくら曲線的だとしても、形状における構成要素の大半は直線である。それにPCはどう考えても硬そうである。触感がよろしくないのだ。
 なにしろ婦女子はやわらかいものが好きである。やわらかいものがあると触らずにいられないのだ。たとえば、ビーズクッションなんかがあったら延々と揉んでいる。また婦女子には肉球好きが多いということも見逃せない。肉球があればご飯三杯はいけるというくらい肉球が好きな人もいるくらいだ。哺乳類で、かつ肉球付きという条件は外しがたいところである。

 それとわたしの計画上、二足歩行が可能なことも条件になるので、手足がある哺乳類が最適である。人間の子供と同様の行動をさせてみたいのだ。だとすると手足の無い魚類は難しい。さらに喋らせたいところだ。ということは、哺乳類ベースでもキティちゃんのように口が無いのは、いくらかわいくてもダメなのである。つまり、棒を持たせて「ここは重要!」とか言わせたいのである。いや、むしろ表情を豊かにしたいという方が重要かもしれない。泣いたり笑ったり怒ったりするのが良いのだ。
 実は、理想を言うとどこでもいっしょのトロなんだなあ。あれにはやられた。単純な線で構成されていて描きやすい。絵を描くのにあまり時間を取られているわけにはいかないのだ。というわけで、ここにおくには最適のキャラクタだったのである。でも、あれを手本にしてしまうと、どうもパクリ感が漂ってしまいそうだからなあ。

 うーん。ここまで考えたのだが思いつかないのである。ここはひとつ広くマスコットの募集したいと思ったのだが、よくよく考えると公募作品のマスコットって、どうしても今ひとつのものばかりという気がしてならないのだ。というか、それ以前に誰も応募してこないと思う。だいたい応募作品をそのまま使うと権利がややこしくて仕方が無い。やはり全ての権利は、完全な形でわたしの手においておきたい。もし、わたしの創ったキャラクタを卒業制作でプールなんかに描かいた日には、思い切り権利金を請求してやるのだ。払えないなどと言ったら、即刻消すように命令して泣かせてやるのだ。実は何よりもそれをしてみたかったりするのである。ふっふっふっ。

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02.10.23 かわいいとは何だろうか
 見かける度にどうしたものかと思ってしまうのがACである。ACといってもアダプタとかモーターとかのことではない。ACアダプタならコンセントに差し込めば良いし、ACモーターなら回すまでである。ACというのは、すなわち公共広告機構、略してKKKのことである。いや、公共広告機構の略称は、そんな物騒なものではなかったような気がした。だいたい日本語の名称をそのままローマ字に変換して略称にしようとするのは、NHKかマイ母くらいのものだろう。
 実はここだけの話だが、この間テレビのクイズ番組を見ていたら、「PKOとは何の略でしょう。日本語で答えなさい」みたいな問題が出たのである。もちろんわたしはすかさず「国連平和維持活動だよん」と言ったのだが、マイ母は「国連だったら『K』で始まるんじゃないの?」とぬかしやがったのだ。わたしは「どうして国際的に使われる略称を日本語のローマ字表記からつけるんだよお」とつっこまざるを得なかった。大概の状況ではボケ役専門のわたしにツッコミ役にやらせるのだから、マイ母はおそろしい。

 で、ACの話である。いやはや、ACについては「あれはちょっとなあ」と思うのである。もちろん、ACを「Areha Chottonaa」の略だと思っていたという話ではない。わたしが言いたいのはACの広告に出てくる「ちょボラ」についてである。いったい「ちょボラ」にはどうしたものかという話なのである。
 あのCMを見る限り、ちょボラとは「ちょっとしたボランティア」の略なのだろう。「ちょっぴりボランティア」でも「ちょこっとボランティア」でも意味としては良いかもしれないが、さすがに「超(ちょう)ボランティア」の略ということはないだろう。ボランティアを超えたスーパーボランティア、それは最早ボランティアではない。……って何のことやら。
 ましてや間違っても「朝鮮焼肉、モランボンのタレ」の略ではないはずだ。いや、むしろ思い切り間違っている。だいたい「ボラ」はどこからきたと言い張るのだろうか。というわけで、一応公共広告機構のサイトを確認したのだが、やはり一番最初の推測で当たっていた。

公共広告機構のサイト

 略称についてはどうでもいい。それにしても、あれらの行為は果たしてボランティアと言えるのだろうか。あの程度のことは日常ではないのか。知っている道を聞かれたら答えるし、通行の邪魔になりそうだったら道を譲るし、誰かがモノを落として自分の足元に転がってきたら拾って渡すだろう。例としてはこの程度のことではないのか。これくらいのことなら、コワモテの極道だって、出会い系サイトで知り合った女子中学生だって、日常生活の中で自然に行っているはずだろう。巨額の宣伝費をかけてまで、国民に言い聞かせるほどのことではないと思うのだ。
 日本の社会を慮るのであれば、トラックにひかれそうな子供を自慢のタックルで飛びついて助けるとか、拾った小石を投げて逃走するひったくり犯をノックアウトするとか、世にも珍しい型の輸血用の血液をF1マシンに載せて公道を驚異的なスピードで走って手術に間に合うように病院に届けるとか、必殺技でなんとかゲルゲを倒して幼稚園の送迎バスから園児達を助け出すとか、そういう例を出して欲しいところである。
 こんなやつらには、まずお目にかかったことがない。それだけにCMに影響されて、こういったやつらが日常的に現れてきてくれれば、日本の社会も安泰だと思うのである。もっともこれだと「超ボランティア」の方になってしまうのが難点だが、少なくとも焼肉のタレになるよりはマシである。

 まあ、上記の話は言いがかりだとしても、ちょボラ後の展開はあんまりだと思うのだ。何しろ「ナイス、ちょボラ」と意味不明なセリフと共に女の子が現れて、縫いぐるみを押し付けられてしまうのである。何の説明も無しにである。CMを見ても、貰った方は困惑している。まあ、それが普通の反応だろう。何事が起こったのだろうか。
 それを理解できたところで同じである。確かに女の子からモノをもらうと嬉しい。しかし、それも愛があってこその話である。この後、何かしら二人の関係に進展がありやなしやという妄想が、一瞬だけでも頭をよぎったはずである。ところが「なんだかちょっとだけ良いことをしたので、そのご褒美です。愛とかそういうのは一切関係ありませんから」という話なのだから、ガッカリである。オペラハウスを見た時よりもガッカリである。札幌の時計台よりはガッカリではないかもしれない。
 たとえ愛が無くとも、それが以前から欲しくてたまらかったものだとか、高価な代物であるとか、究極的には現ナマという話もあるが、とにかくそのようなものを貰えるのならば話は別である。しかし、あの縫いぐるみではなあ。あれは欲しくないだろう。ご褒美が欲しくて、ちょボラをするわけではないだろうけど、あんな縫いぐるみを押し付けられては、むしろ迷惑だと思うのだ。縫いぐるみにしても、ちっともかわいくないのだから。

 うん。まあ「ちょボラ」というネーミングは良いと思う。少し恥ずかしい気もするが、かわいらしくもある。チョコラというかショコラに語感が似ていて、甘くて美味しそうなものを連想する。そういえば小和田さん家のペットもショコラであった。あっ……、いや、小和田さん家のペットが美味しそうという話ではない。犬を見て美味しそうと思うやつがどこにいるというのだ。
 ネーミングは良いのだが、かわいくないのだ。どの辺がかわいくないかと言うと全体的にかわいくないのだが、特にあのムキ出しの歯がいただけない。かわいいどころかむしろ怖い。何ゆえ歯をムキ出しにしているのだろうか。歯をムキ出しにしたまま、こちらの方へ向かって来られたら恐怖だろう。もしかすると、その手の危険人物なのではないかと思ってしまう。
 それに歯をムキ出しにした人形は、なんだかアフリカや南太平洋の島辺りで呪詛の類に用いられる人形にも見えてくる。もしかすると、ちょボラの縫いぐるみは呪いの人形ではないだろうか。そんな呪いの人形を見知らぬ女の子に手渡されてしまったと。一週間以内に別の誰かに渡さなければ呪いが発動してしまうと。呪いを他人に移す呪文が「ナイス、ちょボラ」だと。なんだかそんな話のように思えてくるのだ。これでは、ちょボラをしようというやつが誰もいなくなってしまうではないか。

 縫いぐるみを作るなら、もう少しかわいいのを作るべきだったのではないだろうか。かわいくて欲しくてたまらなくなるようなのをだ。もし、わたしが作るとしたら……、わたしだったら……、ええと、わたしだったらどうするんだろう? ええと、ええと……

 いやはや、前ふりだけで長くなってしまった。というわけで続きは次回ということに。では。

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02.10.15 [サッカー話] でんぐり返しのキーン
 土曜日はフットサルに行ってきた。久々のファインゴールだ。前回はゴールを挙げてないし、前々回はフルコートサッカーだったから、そうそう点を取ることができるものではなかった。というか、チームそのものが無得点だったからなあ。さらにその前はというと、試合終了するかしないかというところで、どさくさに獲ったものだった。通常の試合ならば、ゴールする前に笛が鳴っていただろう。だから、もう久々のファインゴールだったのだ。
 前がかりになっていた相手の背後に回り込んでパスを受け、ツータッチした後、キーパーが出るのを見て、左脇を抜けるようにインサイドで冷静に流し込んだ。
 と書くと格好良いけどね。そもそもフットサルを1時間以上もやっていたら、一点くらい取るものだろう。取る人は3、4点取るのだから少なすぎ。最近どうも低い位置で球を捌くばかりで得点に絡もうという意識が少なかったからなあ。反省するところである。それにもう一点取れるチャンスがあったのにトラップミスしてしまった。

 とは言え、狙い通りに点が取れると気分が良いものである。ところが好事魔多し。浮かれた調子でプレイしていたらやってしまいました。相手がこちらの味方を振り切りシュートを打った時のことである。シュートコースを切る間が無かったので、どうしたものかと思っていたところ、相手がシュートミスをしてしまった。思い切り打ったボールは、わたしの中心めがけて勢い良く飛んできたのである。そして当たった。キーン。
 それはもう、金属音の効果音とみのもんたのナレーションが入ると丁度良いシーンであった。重要な箇所にクリーンヒットである。女にはわからぬ痛みなのである。もんどり打ってでんぐり返ししてしまった。もう子供が埋めない身体になるかと思いましたわん。って、元々わたしは子供を埋めない身体でしたわん。問題は仕込む方よね。無事に仕込めるかしら? 誰か試してみませんこと。おほほほ。

*   *

 アジア大会、U-21日本代表は準優勝であった。U-23+オーバーエイジ枠を使ってくる国が多い中、アテネ五輪を見据えU-21オンリーのメンバーで望んでのことなのだから(日本が本気で勝ちに行く気ならば、U-23、つまり99年のワールドユース準優勝メンバーが中心メンバーになってしまうのだ)、この成績は立派なものである。中山悟志も得点王を取ったし、まずはおめでとう。

 とは言え、ミスも多かったし課題はいっぱいありそうだ。特にグループリーグでの戦いぶりはもどかしかった。もう少し強い相手と戦ったら、ミスをするたびに失点してボロボロになってしまうのではないかという不安にかられてしまった。
 ワールドカップでフル代表の試合のイメージがついてしまった所為なのかなあ。ワールドカップが終わってからも、セリエAやプレミアリーグの試合ばかり見ていたので、ギャップが大きすぎたのかもしれない。準々決勝の中国との試合では苦戦したが、むしろ強敵と思われた中国の方に相当多くのミスがあったと感じたくらいだ。まあ、この年代の実力はこんなものかもしれない。

 このメンバーが昨年ワールドユースを戦った時は、西村監督が受け持っていたのだけど、その時よりは良くなったような気がした。ワールドユースの時はのべつ幕なしに走り回っているだけで、ペースというか試合の流れをコントロールできていなかった印象があったのだ。試合序盤からプレス、プレス、フリーランニング、フリーランニングの連続で、息切れした頃に逆襲を食らい、最終的には大量失点といった展開だったように記憶している。それが随分解消されたように思われる。
 たぶん、今回のU-21代表は、トルシエ時代の日本代表の試合をよく見ていたはず。西村監督の指導がベースにある選手達が外からトルシエ戦術を観察して勉強し、山本監督がさらに温めていたオリジナルを加えたチームといったところだろうか。最終的にどのように落ち着くのかはわからないけれども、取りあえず今大会中は一試合ごとに力をつけてきた印象があるし、年齢的に不利な条件の中でも結果を出してきたところを考えると、そう悪くないのかもしれない。

 山本監督の手腕はどうなのだろう。決勝のイラン戦では、青木剛を途中交代で入れたのが気になる。基本的に試合中はディフェンスラインをいじらない方が良いと思うのだが、鈴木啓太がそんなに悪かったのだろうか。実際イランに得点を許したのは、青木を入れた後半早々である。もちろん青木だけのミスではない。青木を入れたことによってディフェンスの変化に対して、各自意識を合わせる前に攻められて穴ができてしまったことによって失点したと思うのである。やはり滅多なことでディフェンスラインを変えてはいけないと思うんだなあ。
 それと前田遼一はどうしたのだろう。ワールドユースの時の攻撃の中心で良い選手だと思ったのだけど、そんなに怪我がひどかったのだろうか。使うチャンスはあったと思うのだが。あと同様にワールドユースで活躍した石川直宏についても有効利用したように思えない。スピードがあって良い選手だと思うのだけど、使い道が他になかったのかなあ。
 また阿部勇樹を3バックの真ん中に使ってきた。3バックの左右ならまだしも、真ん中にするのはあまり良いとは思えないんだなあ。ラインコントロールが得意な選手はいないのだろうか。阿部はコーナーキックやフリーキックのキッカーも勤めていたけど、3バックの真ん中の選手がそれをするのは、カウンターが得意なチームと試合をする時にはちょっと怖い。阿部が3バックの真ん中なのは、青木が怪我だったためのようだけど、その青木も守備的ハーフの選手だし、青木が出ると阿部がベンチというのも勿体無いと思った。

 まあ、気になる点は色々あるけど、山本監督には是非ともアテネ五輪までに最強のチームを作ってもらいたいところである。

*   *

 明日はジャマイカ戦である。ジーコ監督の初陣である。これがまた不安いっぱいなんだなあ。どうしてサッカー協会はこんな人事をしてしまったのだろうか。色々な要素を考慮すると、決してジーコ監督にはならないはずなのに、まったくキャプテン川渕ときたら素人サッカーファンのようである。よっぽどジーコファンだったのだろうか。Jリーグのチェアマンも鹿島の人だし、なんだかきな臭さも感じる。

 まあ、実績はなくとも監督としても、かなりのものなのかもしれない。しかし、それを期待するのは相当なギャンブルで、失敗する可能性は少なくない。現在の代表選手は、結構な才能を持っており、かつドイツ大会時に選手として最盛期を迎える選手が集まっている。となれば、ギャンブルをせずとも、今の選手達を安定成長させるべく実績がある人に任せるという無難な人事にするべきだったのではないだろうか。
 ジーコは長年日本のサッカー界に力を尽くしてくれた人であることから、成績不振で解任をちらつかせたりするのは忍びないところである。下手に怒らせると、ブラジルサッカー界と疎遠になってしまう可能性もある。本当にこれで良かったのだろうか。

 監督としての才能についても、話を聞いているとどうも不安になってくる。トルシエを全否定することが最優先のように思えてくるからだ。別にトルシエを否定するのは良いのだが、なんでもかんでも否定しようとするのは危険である。トルシエだって日本を弱くしようと間違ったことばかりをしてきたわけではない。それどころか監督しての多くの経験と実績を持ち、その中で理論を培ってきた人物であり、己の理論の正しさを証明しようとしてきたのである。監督としての格ならば、実績ゼロのジーコよりも数倍上だろう。トルシエのやり方のほとんどは正しかったと思った方が良い。見習うところは見習っておいた方が良いと思う。

 ジーコには選手の選出(特に小村が)から今後の方針等、気になったところがいくつもあるのだけど、今それらの全てを書いている暇が無い。ただひとつ、黄金のカルテットについてだけ書いておく。最近テレビ等では、よくこういう言い方をして注目されるところだけど、どうも考え方が素人っぽい気がしてならないんだなあ。

 もちろん、この4人でボールをキープし続けられたら、多彩な攻撃が期待できるかもしれない。しかし、ボールキープができないような相手と戦ったらどうなるだろうか。チャンスの時でも誰か一人はバランスを取ることが求めらる。稲本がここのところ良くなったと思うのは、積極的な攻撃参加が成功していることにあると思う。しかし、小野がパートナーではほとんど上がれなくなってしまう。それでも稲本が攻撃に上がれば、今度は小野が上がれなくなってしまう。中田英も守備的な位置をこなせるけど、まあ結局は同じことである。結果、それぞれの個性が活かせないことになってしまわないだろうか。やはり、戸田のようなタイプ、あるいは明神のようなタイプが一人は必要なのではないだろうか。
 もし、4人が攻めあがって行った場合、ディフェンダーとの間には広大なスペースが生まれてしまう。その時、ゴール前にはお世辞にも足が速いとは言えないデフェンダーが2人(まあ松田は速い方か)いるだけである。中央に3人いる3バックならばまだしも、中央に2人しかいない4バックシステムなのである。ちょっとしたミスパスひとつで大ピンチになってしまう。ザル守備のような気がしてならない。さらに強い相手と戦った場合、ボール奪取もままならなくなり攻められっぱなしになる可能性すらある。それでもこの黄金のカルテットで行くのだろうか。

 多彩で強力なはずの攻撃に関しても、自由にポジションチェンジをしながらとは言っているが、それぞれサッカー観が異なる4選手である。お互いが個性を主張して、むしろ個性の殺し合いにならないだろうか。
 もっともこの時期のジャマイカだから、相手の完成度はそれほど高くないと思われる。また日本での試合というで、体調万全というわけではないだろう。今回はあまり問題点が浮き彫りにならない可能性が高い。そこで勘違いをしたりしないことを望みたいのだが、どうも今の論調を見ていると、楽観的過ぎて不安を感じてしまうのである。

 まあ、このジャマイカ戦については、トルシエ時代のエジプト戦みたいなものだし、トルシエも南米選手権までフル代表には何もしてこなかったのだから、現時点で判断してはダメなのだろうけどね。

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02.10.10 類似品にご注意を
 この前の日曜日は、茨城までバーベキューをしに行った。日曜日は日和であった。先週は雨の日が多かったのでどうかと思ったが、日曜日はしっかり晴れた。しかも、暑過ぎないようにちょっとだけ曇ったりして適度に涼しかった。どうやら、わたしの普段の行いが良かったようだ。わたしの場合、寝て起きて歯を磨いて顔を洗ってシャワーを浴びて飯を食って……といったイベントが目白押しの普段の行いだが、やはり、決して三日坊主にならず、これらを毎日続けていたことが良かったのかもしれない。
 しかしながら、世間には雨男なるものがいるという。いったい彼らはどんな生活をしているのだろうか? 歯を磨いていないのだろうか? 顔を洗っていないのだろうか? それとも飯を食っていないのだろうか? まさか寝てなかったり起きてなかったりしていないだろうなあ。ん? そういう問題ではないか。やはり、雨が降るような行いというのは、子供と相撲を取ったり黄桜を飲んだり川流れしたり尻子玉を抜いたりすることなのかもしれない。それでは雨が降るのも仕方が無いだろう。

 それにしても日曜日は、よく食べた。そんなに食べていないような気もするけど、最後の方はあまり腹に入る気がしなかった。なんだか色々なものをちょこちょことつまんでいるうちに満腹感を感じてしまったらしい。結局大量の食料品が残ってしまった。余った食料品は、マクドナルドの店員に言われるまでもなく、皆さんでお持ち帰りしたのだが、既に焼いた分は捨ててしまった。なんだかアフリカの飢えた子供達に申し訳ないことをしたような気がする。こんな勿体無いことをするようでは、次回のバーベキューは雨に祟られそうだ。
 わたしの持ち帰り分は肉4パックとししゃも1パックであった。クーラーボックスを持っていたので、肉類を全て押し付けられてしまったのだ。他にも、3人前の焼きそばが4パック、巨大豚まん3個入りパック、巨大なしいたけ、野菜の山……、もう一回バーベキューができそうなくらい残っていた。ゲーテの格言に「腹が減っている時にスーパーに行くな」というのがあるが、とにかくこの日はその言葉を身に染みて感じてしまった。

 もっとも、わたしはそれほど腹が減っていたわけではない。ほれ。わたしは普段朝食を摂らないし、前日の酒が残っていたしで、食欲があまり無かったのだ。それでも当日スーパーで買い物した時は、あまり疑問が湧かなかったなあ。カゴに放り込む食料品を見て、「まあ、こんなものだろう」と思っていたのである。
 ところが計算外だったのが仕込みの分である。前日に大量の食料品が仕込まれていたのだ。「スペアリブを仕込むよーん」という話は聞いていた。それも一人一口分くらいだと思っていたのだ。「手羽先も仕込んだよーん」という話も聞いた。それでも一人二口である。しかし、実際は一人五口分くらいはあったからなあ。その他の肉も大量に買っていたようだ。まったく下条さんは、仕込むのが好きだなあ。

 そういうわたしも実は仕込もうと思っていたのだ。鶏の骨付きもも肉は、前から買い込んでいた。しかし、その他の材料が無かったので諦めざるを得なかったのである。バーベキューは日曜日だったのだが、わたしは遅刻が怖かったので、土曜日の晩から旧ぽいう宅に乗り込むことにしたのだ。途中で一人拾っていく関係で時間が概ね決まっていた。前の日は残業をして帰宅したのが、スーパーが閉まっている時間だったのである。土曜日も遅い時間に起きたので、出発前にその他の材料をわざわざ買いに行って、仕込むなどという余裕が無かったのである。

 昨日、駅の改札を出たら共同募金をやっていたのだ。赤い羽根共同募金は、もう十月の風物詩といっても過言ではないだろう。鳥を犠牲にするのかといった批判も色々ある中、毎年よくやると思う。しかし、なんとなく偽善の香りがするからだろうか、最近あれをつけている人を見かけなくなったなあ。恥ずかしくてすぐに取ってしまうのだろうか。それとも募金をしようという人が少なくなったのだろうか。そういえば、皆足早に通り過ぎて行く。ここはひとつ、わたしが募金をしようではないか。おおっ、優しそうな女子高生がわたしの胸に羽根を刺してくれ……


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 って、赤い羽根共同募金かと思ったら、その類似品の赤い骨共同募金ではないか!

 というネタを仕込もうと思っていたのだが、赤く塗るものと安全ピンがなかったのだ。

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02.10.07 メモリスティックとの決別
 北朝鮮のホテルでお金を使うと、そのお釣りをガムでくれるらしい。ガムというのは、もちろん皆さんの知っているあのガムである。試合中に噛んでいたりするとラモスに不真面目だと怒られるあのガムのことである。

 ほほう。朝鮮人参ガムとは面白そうだな。ひとつ買ってみようかな。おーい。そこのキムさん。このガムひとつくださいな。いくら? 日本円ならひとつ20円でいいって? へえ、そいつは安いや。ああ、でも今丁度一万円札しかないや。しかたないなあ。はい、一万円。って、おいおい、そんなにガムは要らないって。ひとつだけで良いんだってば。で、お釣りは? えっ、無いの? このガムがそうだって? なっ……、舐めているのか。いやいや、ガムは舐めるものではなくて噛むものでしょう。お後がよろしいようで。

 こんな話があったとかなかったとか。なんでも今北朝鮮では外貨不足が激しいため、お釣りを渡さないことで外貨を溜め込もうという魂胆らしい。何か物を買う度に札が無くなるのでは、大変である。だからと言って、お釣りが出ないように合計金額を合わせようとすると、無駄なものまで買ってしまいそうである。まあ、ガムでくれるのは端数だけで、大きなお釣りはさすがに現金でくれるとは思うけどね。
 しかし、本当にお釣り全額がガムだったら大変だ。上記の話ではないが、一万円札で支払ってお釣りが九千九百八十円という場合はどうするのだろうか。四百九十九個もガムをもらったら、ドラえもん以外の人は、ポケットがすごいことになりそうである。店員の方だって、何十個、何百個もガムを数えるのは大変だろう。一個二十円の朝鮮人参ガムの他に一個百円の松茸ガムとか一個千円の白トリュフガムとか用意しておきたいところだ。他にもフカヒレガムとかイワツバメの巣ガムとかトラフグの白子ガムとか、色々考えたけどなんだかどれも味に問題がありそうである。

 この間、ソフマップにサイバーショット(DSC-F55)を売りに行った。ちょっと昔のモデルで、200万画素単焦点のデジカメである。別にお金に困っていたわけではない。いや、正確に言うと困っていないわけでもないのだが、この辺りのデジカメを売ってもたいした金にはならない。それよりもわたしの所持品を整理したかったのである。6月にDiMAGE Xを買ったからなあ。どちらも200万画素クラスのデジカメである。似たような性能のデジカメを2つ持っていても仕方が無いだろう。なにしろわたしの部屋には機械がゴロゴロ転がっているのだ。デジカメ一個であるが、少しでも減らしたいところである。
 でも、悩んだなあ。基本的なスペックとしては、3倍ズームが付いているDiMAGE Xの方が単焦点のサイバーショットよりも上である。でも、写りと扱いやすさはサイバーショットの方が良いのだ。とは言っても、古いものと新しいもののどちらかを手元においておくとしたら、基本的に新しい方だろう。写りと扱いについては、腕と慣れでカバーすれば良いし、ズーム機能だけは致し方が無いところである。

 ウェブで確認したところ、このサイバーショットの買取最高価格は15000円であった。うーん。思っていたよりもずっと良い。動作的にはまったく問題が無いし、バッテリの残量も充分だ。付属品に欠品も無い。ケースに入れて持ち歩いていたので汚れも特に無いはずである。ただ、一箇所はっきりとした傷があるからその分は査定を引かれるだろう。10000円は行くはずだ。いや、12000円も夢ではない。むふふ……というわけで店頭に持ち込んだ。で、査定額を聞いてみたら、なんと7500円であった。7500円!?

 はっきりとした傷の分は、20%引きであった。ここの部分の値引きは思っていたよりも少なかった。それよりも底部にある傷が問題だという。なにやら紙に「落としたと思われる傷があります。今のところ動作には問題がありませんが、将来的に不安です。これは大きなマイナスになります」と書かれていた。そんなに大きな傷があったか? 一応前の日に全体を拭いたのだが、そんな目立つような傷は無かった気がしたんだけどなあ。
 あとメインスイッチが渋くなっているなんてことも言われた。それは気の所為ではないのか? 前日にスイッチを何度か入れてみたけど、そんなことなかったぞ。特に力も入れずに操作をしたが、毎度確実に電源が入った。そんなに気になるんだったら、CRCでも吹き付けておいてやれば良かったか。
 なんだか腹が立つなあ。元々ソフマップの店員に愛想を期待してはいないが、それなりに愛着があったものをくそみそに買い叩かれるとやはり気分が悪い。物言いがクレーマーチックなのである。まあ、この手の古物商ってのは買い叩くものだからね。古本屋なんてマンガ一冊10円で買って250円で売るなんてのは、ましな方だ。それに比べたら良心的なのかもしれない。しかし、買取最高価格で売れるなんて、リモコンをサランラップに包んで使うくらい神経質にならないと無理なんじゃないのか。それにしても、7500円で仕入れて、いったいいくらで売るんだろう。ちょっと気になる。

 それはともかく、これでメモリスティック製品がひとつ消えてしまった。DiMAGE Xの他にわたしが今後購入を検討しているデジカメを考えても、これからはSDメモリカードの生活が続きそうである。さて、あまったメモリスティックはどうしたものだろうか。メモリスティック製品は他にICレコーダを持っているけど、そうそう使うものじゃないからなあ。PS2がメモリスティック対応だったら良かったのに。
 以前は、結構お世話になっていたのだ。職場のマシンには大容量リムーバルメディアが無いので、フロッピーディスクのアダプタを使って大容量フロッピー代わりにしたこともあった。非常に遅いけどフロッピーディスクと思えば使えないこともない。もっともこの目的で使うなら、SDメモリカードでもメモリスティックでもUSBカードリーダを使うことをお勧めするけどね。

 わたしの手元には64Mbyteのメモリスティックが1枚、32Mbyteのメモリスティックが2枚ある。ICレコーダー用に1枚は確保しておくとして、こんなには要らない。フラッシュメモリには書き込み回数に制限があるから、ソフマップに持ち込んでも買い取ってくれないだろうなあ。何しろ中古で売っているのを見たことがない。
 ちなみに本体に添付されていた4Mbyteのメモリスティックは、もちろんそのまま添付して売った。最初は32Mbyteのでも添付してやれば、買取価格を多少高く見積もってくれるかと思ったけど、そんなに甘い話はなさそうだ。今の相場では1Mbyteあたり100円弱といったところだから、4Mbyteなんて400円もしない計算だけど、32Mbyteなら3000円弱、値引いて2000円といったところで買い取ってくれても良さそうなものだけどね。
 うーむ。ソフマップで買い取ってくれないならば、北朝鮮に持っていったら通貨の代わりに使えないだろうか。低容量のものは生産中止しているが、4,8,16,32,64,128(Mbyte)と種類があるので、色々組み合わせて使うこともできる。形もガムに似ているの丁度で良いと思うのだが、あまり面白い話にならなかった。読者の皆様にはすまない。

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02.10.01 弱気なジャンボー
 なんだかすごいことになっているので、本日は予定を変更して台風情報をお報せします。って、わけではないけどね。うん。一応書きかけのがあったのだけど、そっちの方はおいておく。台風の話は早い方がいいと思うのだ。

 なんでも今回の台風は、関東に来るものの中では戦後最大とのことだ。なるほど、たしかに。しかしながら、「関東に来るものの中では」と限定しているからには、九州あたりはもっとすごいのが来ているものと思われる。今回程度の台風なんぞ、年に一度は来ているのではないだろうか。
 わたしは北海道出身の人間なので、台風にあまり縁が無い。普段関東に来るような台風でも結構なものだと思ってしまうのだ。しかし、台風を怖がっていると、九州人に鼻で笑われてしまいそうである。こ、こわくなんかないぞ。台風なんてこわくないぞ。少なくとも東急ジャンボーよりはずっと腰がすわっているのだ。ふんぬっ。



 うん。台風そのものは、あまり怖くない。ただ今日はほれ、アジア大会があるではないか。アジア大会といっても色々あるけど、もちろんサッカーの話で、つまり日本×バーレーン戦のことである。まあ、中途半端な位置づけの試合ではあるけど、せっかくだから見ておきたいところだ。だから今日は早く帰ろうかなと……、って、誰も帰らないなあ。今日は早く帰れというお達しが出ているんだけどなあ。皆が帰らないと帰りにくいではないか。
 あっ、いや、だから台風そのものはそれほど怖くないのだ。しかし、ここで早退すると、台風を怖がっているように思われてしまいそうなのが困ったところだ。うんうん、バーレーン戦なんぞ早退してまで見るほどのものではないよな。いやはや、実はビデオの予約をしてきたんだ。だから別に後で見ても良いのだ。

 というわけで、結局19時まで仕事をしていたのである。それにしても、周りのやつらは誰も帰らない。帰る様子がまるで無いのである。どうやらわたしが帰宅一番手のようである。いや、台風は怖くないってば。ただ、あなたのやさしさというか、電車が止まるのが怖かったのだ。洗い髪が芯まで冷えるというか、帰れなくなってしまうかもしれないではないか。
 などと思って立ち上がってみたら、人がいたのはわたしのパーティションだけだった。他のパーティションには人っ子一人いなかったのである。なんだ。皆早く帰っているではないか。まったく、わたしのパーティションの人間は、全員九州人か。そういえば、出身地を聞いたことがなかったな。

 仕事を終えて職場のビルを出てみたところ、風はそよそよ、雨もほとんど降っていなかった。なんだ。これくらいなら電車が止まることもないだろう。わたしより先に帰った人達は、結構怖がりなようだ。この程度の台風で慌てて帰るとは、彼らは九州人ではないな。まあ、そりゃほとんどの人がそうだと思うが。
 と思ったのも束の間、電車が成瀬駅に着く頃にはものすごいことになっていた。長津田では電車が遅れているし、ホームで電車を待っていたら雨が吹き込んできてずぶ濡れになるわで、えらい騒ぎになってしまった。駅から歩いてたった二分足らずのミスドまで駆け込むのにも全身ずぶ濡れ、ほうほうの体だったのだ。

 いやね。寄り道せずに家まで帰ろうかと思っていたのだけど、どうも時間が中途半端だったのである。家に着くのは試合終了20分前ということになりそうだったのだ。というわけで、試合終了までミスドで時間をつぶして、家に帰ってじっくり最初から見ようと思っだのだ。
 21時を回って、さて帰ろうという時間には、雨もほとんど止んでいた。なんだ。わたしが帰ってくる時間帯が丁度一番激しい時間帯だったようである。これなら後30分くらい仕事をしていた方が良かったかもしれない。もしかすると残っていた連中は、九州人ではなくて、台風が過ぎるのを狙っていた非九州人だったのかもしれない。よく考えたら、家にいるより職場のビルの方が安全そうだもんなあ。

 それはともかくアジア大会だ。早速ビデオを巻き戻し……、ってなんだかおかしい。カウンタが1時間36分で止まっているのだ。放送は18時55分から21時丁度までなのだから、本来ならば2時間少々のところで止まっていなければならないはずである。さてはテープが足りなかったのか。充分残っていたはずだが……、あっ、3倍のつもりが標準で録画されているではないか。ガーン。
 試合の残り15分くらいが切れてしまっている。そこがむしろ一番大事なところだというのに。最初の15分はわりとどうでも良い。しかし、最後の15分を見なければ、意味が無いではないか。でも、仕方が無い。そこまで見て結果はニュースで確認することにしよう。

 しかし、なんだかおかしい。5分くらい早回しにしても、試合が始まる様子が無いのだ。たしか、バーレーン戦はフジテレビの放送だった……、ってTBSだよ。バーレーン戦はTBSだよ。ガーンガーン。しかし、なんでフジテレビの予約にしてしまったのだろうか。うーん。原因はTV Bros.だな。
 実は、最近テレビ番組雑誌をTELEPALからTV Bros.に変えたのである。というのは、TELEPALが休刊になってしまったからである。新しいのは一ヶ月分の番組表なのだが、一か月分だと精度が悪すぎる。2週間分でも最後の方はアテにならないことが多いというのに、一ヶ月じゃほとんど意味が無いだろう。というわけで、TV Bros.に変えたのだ。ところがこのTV Bros.、TELEPALと番組表のレイアウトが違うのだ。TELEPALだとフジテレビの辺りに来るのが、TV Bros.だとTBSになるのである。それでついつい間違ってしまったというわけだ。
 うーむ。それにしても困った。何か次善の策は無かろうか。と、番組表を改めて見直してみると、0時15分からNHKでダイジェストのようなものをやるではないか。ダイジェストと言いつつ、1時間45分もやるのだから、他の競技の情報も含まれるだろうけど結構中身は濃いはずだ。よし、それまで待つか。

 と思って、じっと待って0時15分。テレビをつけたら、NHKは台風情報であった。ガーン。ガーン。ガーン。もう台風情報は良いんだよ。もうほとんど過ぎ去ってしまったんだよ。しかも、同じ情報を何度もやらなくて良いんだよ。一巡したら通常の番組に戻しておくれ。この時間は本日の予定を変更して、台風情報をお伝えしなくても良いんだよ。くすん。

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