02.06.28 敗戦の理由
 わたしは、今ここで皆さんに謝らなくてはならないことがある。

 まずは、すまない。本当に申し訳ない。

 日本の敗戦についてである。先日、日本がトルコに負けたことに対し、わたしは非常に責任を感じているのである。というのも、わたしの母だ。わたしの母が日本×トルコ戦を観てしまったからだ。何しろ母が観ていると日本代表が勝てないのである。そこの君、今ちょっと「また非科学的なことを言い出すやつがいるな」と思っただろう。うん。わたしもそう思う。しかしながら、母が観ていると本当に日本代表の勝率が低いのだから仕方が無い。
 もちろん勝つこともある。ただし、それは相手が非常に弱い場合のみである。しかも、勝つには勝つがスコアがいまひとつ芳しくなかったりする。それほど弱くはない相手の場合、勝てそうな試合をしていても、最後には引き分けてしまったりする。強いチームが相手の場合は、もちろん言うまでもない。母が観ている時の日本代表は、FIFAランキング換算で30位ほど実力が劣ってしまうようだ。

 そもそも母が試合を観ている時は、ほとんどと言っていい程、点が入らないのだ。点が入った時は、居眠りをしていたりトイレに行っていたりして、その場を離れている時だったりする。そんなわけだから、母の口癖は「わたし、○○の良いところって見たことないわよ」(○○には鈴木とか高原とか柳沢とか中田とかの選手名が入る)だったりする。
 ちなみに、グループリーグでは、チュニジア戦の時が外出中で、ロシア戦の時が後半開始時点から試合終了直前まで居眠りをしていて、ベルギー戦の時が稲本の逆転ゴールの直前直前から観ていたという状態だった。ベルギー戦の時は、ジンクスを破ったかと思ったのだが、知っての通り、その後逆転ゴールが決まってしまったのである。おそろしい話である。
 実は、この日の母は外出している予定であった。というか、前日から泊りで出かけていて、帰ってくるのが夕方から夜にかけての時間帯になる予定だったのだ。しかし、わたしが15時20分頃帰宅した時、テレビの前でしっかりスタンバイをしていた。「今日は、早めに帰ってきたわよ」である。しかも、この日は、いつもの居眠りをしなかった。台所に立つこともトイレに行くことも、ほとんどなかった。試合内容は知っての通りである。これでは日本の得点のチャンスが非常に少なかったのも頷ける。

 こういう人には日本代表の試合を見せないようにすれば良さそうなものだが、そうもいかない。なにしろ母は、ここ数年でサッカー好きになってしまったのだ。しかも日本代表のファンなのである。試合を見せないというのは、あまりにも可哀相な話である。そして、サッカー好きにさせてしまったのが、何を隠そうこのわたしである。責任を感じずにはいられないのだ。
 たしかに非科学的だとは思うのだが、20試合を超える実例を目の当たりにしては、頭を抱えてしまう。他にもこういう境遇の人は多いだろう。周囲にあれこれ責められているだろうことを想像すると、同情せずにはいられない。同情せずにはいられないが、日本サッカー協会は対策をしてもいいかもしれない。日本代表の引き分け・負け試合を勝ち試合より多く観ている人には、テレビ観戦を自粛してもらうと……、いや、これは冗談だけどね。スポンサーがいなくなるではないか。一応まじめなレポートも書いたけど、日記とは別にしておく。誰もが見るほどのものでもなし。

2002 ワールドカップのあれこれ

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02.06.09 それでも地球は回っている
 いやあ、ようやっと日記を書く時間ができた。そうっ! 案の定、今月に入ってからのわたしは毎日毎日ワールドカップを観ているのである。毎日サッカーの試合があるのだ。しかも、世界最高レベルの選手達が集まって試合をしているのだ。すごいなあ。スカパーに加入したのも、全てはこの日のためである。全試合放送するのだから、一試合も漏らさず全試合観てやるのだ。
 しかし、仕事もしなくてはならない。さすがに一日中家にこもってテレビを観ているわけにはいかないのである。だから、毎日全試合ビデオに録って観ている。一日に3試合、つまり5時間弱はサッカーを観ているのである。
 と言いたいところだが、さすがにそれは無理な話だ。一部の試合はジタンモードで観ている。といっても、ベンチに座ってじっと戦況を見つめているという話ではない。なぜならば、それはジダンモードだからである。わたしが言いたいのはジタンモード、漢字で書くと時短喪御怒である。って、「モード」まで漢字にすることはなかったか。意味がわからん。

 しかし、時短モードっていうのはイマイチだなあ。試合の流れ自体はわかるのだけど、機微といったものが感じられない。チャンスが生まれる瞬間の緊張感、ゴールが決まったり決まらなかったりした時の余韻というものが無いんだなあ。それでも時間が無いのだから、時短モードで観るより他無い。とにかく試合を観終わるまでは何もできないのだ。先に結果を知りたくないのである。
 そんなわけで大変なのである。テレビは当然のことながら見ない。ワールドカップが始まってからは、むしろスポーツニュースを見なくなってしまったほどである。一般のニュースでも危険である。普段ならば、家に帰るとすぐにウェブサイトを見て回るところだけど、今はそれを避けている。ニュースサイトは当然として、日記関係のサイトでも、結果を書いてしまう人がいないとも限らない。掲示板もそうだ。そんなわけで今のわたしは愛想が悪いです。不義理をしている人、すまぬ。

 昨日は、昼間の試合を夜にビデオで観ることにして、髪を切ったり、ビデオテープを買い足しに出かけた。これもようやっとのことであった。何しろわたしが行く理容店は、一日中テレビをつけているのである。ワールドカップ関連の情報が流れ出すどころか、ワールドカップそのものを流している可能性が高いのだ。ビデオテープに関しては、ヨドバシカメラのビデオコーナーに買いに行くので、もうそのものである。ワールドカップをやっていないわけがない。店中のテレビがワールドカップだろう。まったくS-VHSのテープは、コンビニ等の近場の店で入手しにくいのがガンだなあ。
 仕事帰りに電車に乗っていても、油断はできない。周りのやつらがいつ結果を喋り出さないかとビクビクしてしまうのだ。隣に数人で乗り合わせている連中がいて、ワールドカップの話が始まると、もう隣の車両に移動しなくてはならないのだ。おまえら止めてくれよなあ。さらに夕刊紙を広げて読んでいるやつがいたりするので、それも危険だ。おまえら夕刊紙なんて読むなよなあ。あんなもの読んでいると、人間堕落するぞ。

 まあ、できる限り早く家に帰れば良いのだけどね。ところが今月は3日も休むのだ。さらに日本代表の試合がある日は、早めに帰ろうとしているのだ。それ以外の日で帳尻を合わせるしかないではないか。必然的に長時間の残業を強いられてしまうのである。嗚呼、今月はなんてつらい月なのだろう。実はこの間、夏風邪をひいて38度3分なんて熱が出たのだけど、とにかく這いつくばって仕事に行ったほどである。
 4試合も観に行くことで、逆につらくなってしまった。なにしろ試合を観に行くと、その日は他の試合が観られないのである。いや、家に帰ってからビデオで観るのだけど、時間が遅いからね。鹿島でのドイツ×アイルランド戦の日など、家に帰ったら3時だったのだ。鹿島は遠すぎる。そもそも20時30分キックオフってのが遅すぎるのだ。
 11日には、清水でのカメルーン×ドイツ戦を観に行くのだけど、これも20時30分キックオフの試合なので、家に帰るのが早くとも2時過ぎになることが予想される。12日は無事仕事に行けるのだろうか。疲労困憊で起きられないかもしれない。いずれにしても家に帰ってビデオを観るってのは無理だろうな。

 こんな感じで、まったく時間の無い今月のわたしなのである。本当は、陽気なアイルランド人について、今まで観に行った試合について、チケット問題について、最近買い物をしたものについて、電車が止まったことについて、しおしおのミスドについて……、色々書きたいことがあるのだけど、もう書いてられないのだ。それどころか、グループリーグ3試合目となる11日から14日までは、一日に4試合行われるのである。全てを観るには7時間近くかかる計算である。どうしよう。
 まったく、どうして一日は24時間しかないのだろうか。これがサッカーであれば、ロスタイムがあるところなのになあ。地球の自転というのは、サッカーほど融通が効かないようだ。もっとも一日が5分程度長くなったところで大差はないけどね。誰も見ていない隙にこそっと2時間ほど止まったりはしないものだろうか。って、誰も見ていないはずはないか。むしろ24時間監視されているのであった。

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02.06.02 こえのえがお
 先週の話で申し訳ない。途中まで書きかけていたのだが、先週中に書きあげることができなかったのだ。で、先週の日曜日は、イタリア代表対鹿島アントラーズの試合を観に行ってきた。国立競技場である。普段国立競技場に行く時は、田園都市線→銀座線と乗り継ぎ、外苑前で降りることにしている。しかし、この日は有楽町に行く用事があったのでルートを変えて行くことにしたのだ。ちなみに用事とは、ワールドカップチケットキオスクへ文句をたれ……、もといチケットの状況確認及び要望を伝えることである。
 ワールドカップチケットキオスクは有楽町から歩いて1分なのだが、東京駅からも歩いて5分で行けることになっている。でも結構歩くけどね。もうちょっと近道があるのだろうけど、延々歩かされた気がした。それはともかく、東京駅から歩けるのならば、新横浜から新幹線に乗り東京駅から歩くという手はどうだろうか。試合開始時間の絡みもあって、できれば1分でも早く行きたいところだったのだ。

 家から東京駅(有楽町駅)までは、田園都市線→営団地下鉄、田園都市線→山手線、横浜線→京浜東北線、横浜線→東海道線など、何十通りも行き方があるのだけど、どれも決め手に欠けるのである。乗り継ぎのタイミング次第で、時間的な最適ルートが微妙に変わってしまうのである。駅前探検倶楽部で検索をかけると、何通りもの結果が出てくるのだが、最初に乗る電車の時間が同じということも多い。最初に乗る電車の時間が同じならば、できるだけ長く座って行きたいということもあるし、本当に迷うんだなあ。
 迷うくらいならば新幹線で行こうではないか。確かに料金は高いけど片道1000円も違わない。それでいて、喫煙、飲酒が可能なのだ。座席も並の電車と違って、落ち着いて座れるのだ。これで1000円ならば安いものよ。東京に行くなら新横浜から新幹線に乗る。これこそ男の行き方である。

 この日は急いでいたのであった。気が気ではなかったんだなあ。横浜線では運良く座れたのだけど、気もそぞろでサッカーマガジンを読んでいたら、「……まー」」というアナウンスが流れたのである。「はっ、もう着いたのか?」と慌てて飛び降りたら、そこは中山駅であった。「新横浜」と「中山」では「ま」しか合っていないではないか。慌てて再度乗ったけどね。恥ずかしいので隣の車両に。
 で、新横浜駅に着いたのだけど、新幹線の切符売り場がわからない。わからないというよりは、通り過ぎてしまったのだ。みどりの窓口の中にあったのね。奥まっていて気がつかなかった。前からそうだったっけ? 前はスムーズに買えた気がするんだがなあ。

 そんなこんなで、すったもんだやっていたら、新幹線に乗り遅れてしまった。キオスクでビールを買っていたら、ユニマットレディースのテーマが流れ出したのである。そうそう、新横浜の新幹線上りホームの発車の合図は、ユニマットレディースのテーマなのである。わたしは、てっきりあの携帯を持ったおば……、もといおねえさん達がエスカレータで降りてくるのかと思ってしまった。
 それはともかく、次の新幹線は20分後である。正確に言うと14分後にのぞみが来るのだが、のぞみは全席指定席である。指定席の切符は買っていなかったのだ。車内清算はしてくれないと言う。うーん。こんなことなら京浜東北線でいった方が早かったかもしれない。まあ、ビールを買おうとしたのが悪いんだけどね。だって、キオスクのおばちゃんがトロいんだもんなあ。ビールが飲めない新幹線など新幹線の名に値しないと思うのだ。


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 すっかり手持ち無沙汰になったので、日本が世界に誇る新幹線の勇姿を撮ってみた。しかし、こんな写真を撮ると、その手の趣味がある人みたいだなあ。まあ、でも鉄道の国イギリスでは、鉄道ファンも市民権を得ているのだから卑下することもない。いや、市民権どころか首相にもなった人もいるくらいなのである。しかも、女性だったりする。ええとサッチャーさんだっけ? 鉄の女。……と、こんなことを言っていると、女性蔑視とか言われそうな気がしてきた。

 しかし、女性蔑視というか男女差別というか、最近どうにも腑に落ちないことがある。というのは、そのコーマシャルソングが新横浜駅のテーマソングにも使われているというユニマットレディースのことである。レディースといっても暴走族ではない。どうやらサラ金のようである。女性専用のサラ金である。いや、女性専用ならばサラリーマン金融はおかしいか。OL金融、略してオー金と呼ぶべきかもしれない。わたしは呼ばないけどね。
 それはともかく、収入によって与信限度に差があっても、サラ金こそ男女関係無い話だと思うんだけどなあ。わざわざ女性専用にする必要があるのだろうか?

 わたしは最初ユニマットというから、オフィスコーヒーの話だと思っていたのだ。それのレディースというから、てっきりサービスで詰め替えに来る女の子のことだと思っていたのである。ヤクルトレディの親戚のようなものだと思っていたのだ。あっ、読者の中にはヤクルトレディの親戚がいる人もいるかもしれないけど、とりあえずあなたのことではないので安心して欲しい。
 なんでもライフと提携してできた会社らしいのだけど、サラ金とオフィスコーヒーでは事業の関連性が思いつかないのである。借金とコーヒー、どちらも焦げがつきものです。って、借金は焦がしちゃまずいだろう。やはりサラ金は儲かるということで進出してきたのだろうか。たしかに最近は、サラ金のコマーシャルが多いけどね。やはり、儲かっているんだろうなあ。

 サラ金のコマーシャルといえば、ほのぼのレイクのものに好感が持てる。たとえば、アイフルの場合、たかだか友人達とツーリングに行くのに自転車しか持っていなかったというだけのことで、バイクを借金で買おうという話である。サラ金コマーシャルの王道といえばそうなんだけど、あまり賛同できないところだ。そもそもバイクには登録処理が必要なのだから、その場ですぐに手に入らないではないか。というツッコミを入れたくなってしまう。
 ところがほのぼのレイクは、借金せずに済めばそれに越したことはないというスタンスだから好感が持てるのだ。特にハワイ編は、へそくりがあったという話である。しっかり貯金する人はえらいと思ってしまう。

 逆にあまり好感が持てないのがライフである。たとえば、トルシエが俊輔を左サイドに回していることを揶揄するようなバカCMを作ったりする。あのシリーズって作った本人達は面白いと思っているんだろうなあ。でも、わたしには全然面白いと思えないのだ。特に使わなくても良い特撮を入れているところで、ギャグが滑っている。最近おぼえた言葉をすぐに使いたがる人のようで、なんだか頭が悪そうに見えるのだ。
 面白いのなら武富士の方が面白いだろう。例のレオタード軍団を逆手に取ったコマーシャルである。今まで「あのレオタード軍団には何の意味があるのか」と散々コケにされていたからなあ。社長の愛人ではないのかという声もちらほら。いや、これは今適当に言ってみたのだが。まあ、一皮剥けた気がする。

 そして、どうでも良いのがアコムである。いや、どうでも良いのなら書かなくても良さそうなものだけど、電話係の人が気になってしまうのだ。「声の笑顔」なんて真顔で言うけど、なんとなく子供っぽいというかなんというか、あの人は職場で浮いたりしていないかと心配になってしまうのだ。というか、「声の笑顔」などと言われるとどうしてもこんなこのを想像してしまうのだ。


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 いや、「コエの笑顔」などといったベタな下ネタを想像してしまうわたしも充分子供であったか。食事中の方、失礼しました。

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