02.02.23 不思議なポケット
 わたしは、毎晩駅で二箱のタバコを買って帰る。そうするようになったのは、タバコの自販機が23時までに制限されてからだろうか。駅構内の自販機ならば23時を過ぎても確実に買うことができる。うっかり買い忘れてしまわぬように駅で買うようにしていたら、いつの間にかすっかりこんなくせがついてしまったようだ。駅で電車を待っていると条件反射のように買ってしまう。と言いたいところだが、わたしの条件反射には少々バグがあるようだ。

 先月の飲み会後のことである。この日はハードに飲酒したため、記憶が飛んでしまった。なにしろ帰りの電車内での記憶が無いのだ。それでも無事に家に帰ってくることができるのだから、たいしたものである。ところが翌朝コートのポケットを見て驚いた。なんだかモッコリしているのだ。まったくシティハンターの読みすぎではないだろうか。
 そのモッコリを調べてみたら、なんとポケットにタバコが4箱も入っていたのである。おそらく、乗車駅と乗り換え駅、それぞれの待ち時間の両方でタバコを買ってしまったと思われる。酔っ払っていたとは言え、タバコを2回も買ってしまうとはなあ。条件反射なのである。しかし、その条件反射のプログラミングすらまともに組めていない。これでもプログラマというのだから、あきれたものである。

 ところで、わたしは花粉症になったかもしれない。風邪をひいた感じではないのだけど、どうも最近くしゃみや鼻水が出て止まらないのだ。微妙に風邪ひきさんなのかもしれない。寝不足の所為で目が乾いているだけかもしれないが、目にも少々違和感を感じる。そういえば、去年の今頃もこんな感じであった。うーん。特に世間で語られるほどの重症というわけではないので疑わしいところだ。とりあえず、ティッシュは欠かさないようにしたい。いつもポケットにティッシュを。ポケットティッシュならば、家には売るほどあるのだ。何を隠そう、わたしはポケットティッシュ持ちなのである。

 ちゃぶ台を見ると、しわだらけの松本伊代がいる。別に「松本伊代もすっかり歳をとったなあ。これでセンチメンタル・ジャーニーを歌ったらブーイングものだろう」ということではない。この松本伊代は16とは言わないが、それでもまだ20代である。しわだらけは失礼である。せいぜいお肌の曲がり角くらいだ。しわだらけと言うのは、ポケットティッシュのことである。松本伊代の艶姿が印刷されたアイフルのポケットティッシュなのだ。長年カバンの底で眠っていた所為か、しわくちゃになっていたのであった。
 アイフルといえば、最近は辰田さやか嬢がイメージガールとして君臨しているが、その昔は松本伊代であった。わたしの部屋には、そんな昔のポケットティッシュがいくつもあるのだ。昔はポケットティッシュをもらいまくっていたからなあ。ポケットティッシュを差し出されると、条件反射のように必ず受け取っていた。そのため大量にストックがあったのである。



しわくちゃな松本伊代

 渋谷で働いていた頃は大変であった。当時の渋谷は、ティッシュ街といっても過言ではなかったのだ。ポケットティッシュといえば、普通は消費者金融のものを思い浮かべるが、当時は伝言ダイアルのものも多かった。よくわからないが、渋谷は伝言ダイアルのメッカだったのである。駅周辺では伝言ダイアルのティッシュ配りが列をなしていたのだ。朝、渋谷駅から職場へ行く10分ほどの間で、最低5つはポケットティッシュをもらっていたのだ。当然帰りも5つもらっていた。
 当時のわたしがいくら元気だったからといっても、一日でポケットティッシュを10個も消費するほどではない。そんなわけだから、渋谷に出勤していた一年強の期間で大量にティッシュを抱え込むはめになってしまったのだ。まずい、このままではいつかティッシュの山に埋もれてしまう。

 なにしろ一日に10個なのである。年間250日くらい出勤するとして、300日間くらいの期間だっただろうか。3000個はもらっていたはずだ。ポケットティッシュの厚みは1cmくらいである。積み重ねると30メートルだ。10階建てマンションの高さ、飛び降りたら人が死ぬ高さである。縦は11cmくらいある。つまり、縦に詰むと330メートル。東京タワーに匹敵する高さになるのだ。
 んと、ティッシュを縦に詰むことはないか。ちなみに横は7.5cmくらいだから面積にするとポケットディッシュ3000個で、約25万平方センチメールになる。つまり25平方メートルだ。1畳が約1.6平方メートルだから、六畳間の部屋にびっちり敷き詰めると、2段と半分ほど埋まることになる。これが10年後には20段、100年後には200段となる。ポケットテッシュんの厚さは1cmだから、200段では天井に届きそうな勢いである。
 このまま増やし続けると、本当にいつかティッシュの山に埋もれてしまいそうだ。ティッシュの山に埋もれて死ぬのはイヤだ。できれば畳の上で死にたいと思うし、悪くともカーペットの上で死にたいと思うところだ。

 というわけで、いつからかポケットティッシュをもらうのをすっかりやめてしまった。そして箱テッシュもほとんど買わずにストックしていたポケットティッシュを使うことにした。テッシュの持ち合わせが無い人には気前良く配っていた。おかげさまで、かなり在庫が減ってきたようである。またそろそろもらうようにしても良いかなあと思うようになってきた。
 しかし、一度もらうことをやめてしまうと、どうでもよくなるんだなあ。昔はティッシュを差し出されると無意識のうちに受け取っていたのが、今ではそんなこともなくなった。ここのところの溝の口駅付近では、毎朝アイクのティッシュ配りが出没している。電話帳の初めの方に載ろうという魂胆が見え見えの消費者金融アイクである。せこい。もらおうと思ったら毎朝もらうことも可能だけど、むしろわたしはわざともらわないようにしているほどなのだ。



 ある朝、職場に着いてコートを脱ごうとしたら驚いた。なんだかコートがモッコリしているのだ。シェイプアップ乱の読みすぎである。中を探ってみるとポケットティッシュが入っていた。それが不思議なことに、もらわないようにしていたはずのアイクのポケットティッシュなのである。いつの間に? もらった記憶がまったく無いのである。
 わたしが気がつかないうちにアイクのテッシュ配り嬢がコートのポケットに押し込んだのだろうか。だとすると、見事なバックスクラッチャー・コサックである。上村アイク。22歳なんてウソだろ。本当は未成年じゃないのか。アイク16歳。でも、伊代はまだ16だけどな。というくらいにわけがわからない事態である。
 やはり条件反射にバグがあるのだろうか。もらわないフラグが立っているにも関わらず、無意識のうちに受け取ってしまったというのだろうか。そもそも「ポケットティッシュ配りがいたら右手を差し出す」という条件反射は、何年も前にアンインストールしたはずである。うーむ。

 そして、この間のことである。タバコが切れたのでコートのポケットをまさぐった。しかし、不思議なことにコートにはタバコが入っていなかったのである。たしかにタバコを買った記憶は無い。しかし、いつもはそんなことなど関係無しにコートにタバコが入っているのである。毎晩条件反射で買っているのだ。ところがそれが無いということは、いよいよ条件反射が本格的に狂ってきたということだろうか。しかし、どうも腑に落ちない。

 もしかすると、わたしのポケットの中は時空が歪んでいるのかもしれない。きっとそうだ。つまり、前の晩に買ったタバコが時空を超えて、先月の飲み会の後のポケットまで飛んでいってしまったのである。飲み会後、コートにタバコが4箱入っていた原因であり、この間買ったはずのタバコが無かったという原因である。さらにこの間もらっていないはずのポケットティッシュが入っていたのは、この先もらうであろうポケットティッシュが時空を超えて飛び込んできたということだ。
 うーん。ひとつの仮説で全ての事象を説明できてしまった。なんて美しい理論なのだろう。これだけ理論が美しいのだから、この仮説は正しいに違いない。それにしても、なんとも不思議なポケットである。時空を超えるポケット。名づけて四次元ポケットだ。ぼくドラえもん。

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02.02.17 見たか、おーすみ
 昨日はサッカーをしてきた。フットサルではなく、フルコートサッカーである。フルコートサッカーは、高校の体育の授業以来ではないだろうか。いやはや疲れたなあ。ただいま筋肉痛である。フットサルはフットサルできついのだけど、フルコートは距離が長い。体育の授業のようなお遊びサッカーならば手抜きをして休んでいられるものの、真剣にやると走らざるを得なくて、やはりつらい。フットサルが常に動いていてるきつさだとすると、フルコートは長距離ダッシュを何本もこなす感じのつらさである。

 今回わたしは、デフェンシブハーフであった。攻め上がっている時は良いものの、一旦攻め込まれると全力で戻らなくてはならない。左サイドが上がり気味でプレイすることが多かったため、左サイドのケアもしなくてはならなかった。
 こういうのは相手にもよるのけど、相手は鍛えている連中だったからね。早かった。というよりも、わたしが遅いのか。高校生の頃よりもすっかり遅くなったからなあ。加えてタバコですっかり落ちた肺活量。ゼーゼー言ってました。

 今回の相手は2チームあって、ひとつはバッカスという恐らく酒飲みの連中のチーム。ユニフォームを揃えるなど、結構真剣にやっているチームのようだ。ネットで検索したら、それらしきページを発見したけど、ちょっと確証が持てないのでリンクは張らない。酒飲みはバッカスなんて名前をつけるのが好きだからなあ。大会にも出ていて、それなりの戦績のチームのような気がする。
 もうひとつは、知る人ぞ知る大住良之率いる女子チームFC PAF。女子チームといっても結構なもんで、ベレーザなど元Lリーグの選手も所属しているらしい。ネットで検索してみたら、戦績を発見した。結構強い。ただ今回は2軍のようで、それほどの選手は出ていなかった模様。でも、大住良之本人は、監督(審判もしていた)として来ていた。生で見てしまった。意外と小さい人なのね。

 我々はチーム名さえ決まっていないただの寄り集まりだからなあ。日本代表サポーターサイトの集まりで、月に一度くらいフットサルをやるけど、まともに戦術練習などしたことがない。パスワークや戦術などは、向こうの方が鍛えられていた。ところが我々の方は経験者が多くて、個人個人は結構上手い人がいるのね。はっきり言って未経験者であるわたしが一番下手なのである。ぶっつけ本番みたいな形だけど、それでも結構通用してしまった。
 3-5-2の布陣で望んだのだけど、日頃日本代表を意識して観ている所為か、打ち合わせ無しなのに、なんとなくこなしてしまったという感じなんだなあ。特にDF陣はフラット3もどきで、オフサイドを何度も取っていた。しかも、ラインが異様に高い。めちゃくちゃ攻撃的なサッカーで相手も面食らったことだろう。

 今回は、1本20分でバッカスとPAFで各2回ずつ計4回対戦した。20分ハーフで2試合なのか、20分1試合を4回なのか、大会ではないので特に規定も無く、なんとも言えない。1本目PAFとの対戦は1-0で我々の勝ち、2本目バッカスとの対戦も1-0で我々の勝ち、3本目PAFとの対戦は0-1で我々の負け、4本目バッカスとの対戦は0-3で我々の負け。4試合と考えると2勝2敗。前後半20分ハーフの2試合と考えると、PAFとは1-1の引き分けでバッカスとは1-3の逆転負けになる。
 最初の2本終わった段階では、自分らでも驚いていたくらいだ。「こんなぶっつけ本番のチームが勝って良いのだろうか?」と。3本目、4本目に得点を入れられたのは、おそらく練習不足、体力不足が原因なのだろう。特に4本目は、一点ビハンドのところでDFが一人抜けて2バックと超攻撃的になってしまった。2点目、3点目はそれが原因でやられたしまったというところである。勝敗にこだわるなら一人DFに入るところだけど、誰も守ろうとしないんだもんなあ。まあ、でも面白かった。

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02.02.15 五輪特集:新技で挑め!
「ねえ、このバッグどこで買ったの?」
「オリンピック」
「このワインとチーズは?」
「オリンピック」
「じゃあ、旦那は?」
「オリンピック……」(注)

 というくらい、最近はどこもかしこもオリンピックである。料理の鉄人で言うと「今日のテーマはオリンピックっ!」というくらいオリンピック尽くしである。審査員の判定がいまいち信用できなかったりする。ゲストはわかっている人に来て欲しい。実況は、やはり福井さんが良いと思う。日産の提供でお送りします。
 と書いていたら、どっちの話を書いているのかわからなくなってしまった。そもそもネタとしてちょっと古い。忘れている人も多いかもしれない。失敗したか。と思っているわたしも結局オリンピックを見ていたりするのである。と言っても、さすがにずっとは観ていられないけどね。

 最近、残業が大変なことになっているのだ。土日を逃すと日記を書く時間もない。実際、今日は十日ぶりの更新になってしまったくらいだ。そんなわけだから、きちんと寝ておかないと、昼間困ったことになってしまう。仕事中に睡魔が襲ってきて捗らないのだ。オリンピックなんか観ていないで早寝しないとならないのがつらいところである。
 そもそも今回のオリンピックは、北米大陸での開催というのが問題である。北米大陸の開催では、競技が日本時間の深夜から朝方にかけてということになってしまうのだ。もちろん南米大陸でも同じことだ。これでは夜遅くまで起きて観るとか、朝早く起きて観るとか、そういうことができるレベルではない。この時ばかりは、マイ母が羨ましいと思ってしまう。時間を気にせず、ずっと観ていられるからなあ。ずるいなあ。

 そんなマイ母のお気に入りの競技は、モーグルのようである。あれは相当真剣に見ていたようだ。その所為か、男子フィギュアの本田武史の演技の時も、盛んに「エアが…、エアが…」と言っていた。うーん。そこは「ジャンプ」と言って欲しいのだが。まあ、間違ってはいないのだろうけど、どうもごっちゃになってしまっているようである。

 ここでわたしは、ふと閃いた。フィギュアでもモーグルのエアの技が使えないだろうかと。縦回転の技はレギュレーションで禁止されていると思ったけど、それ以外の技なら特に問題は無いはずである。
「バック・スクラッチャー、コサックっ!」、「ツイスター、ツイスター、スプレッド・イーグルっ!」、「はい、タケコプター」……、うーん、豪快なこと間違い無しである。ただ豪快なだけで点数はつかないかもしれない。って、それなら意味が無いか。それに大山のぶ代は、ちっとも豪快ではなかった。

 逆にフィギュアの技をモーグルに持ってくるとどうなるだろう。と思ったけど、3回転ジャンプとか4回転ジャンプは無理だろうな。3回転半みたいな中途半端なのはもっと無理だ。後ろ向きになってどうする。
 横回転の技は、モーグルの場合、「ヘリコプター」がそれにあたると思うけど、実際の競技ではダブルでも取り込むのが難しいのだから、そんなに回転していられないだろう。回転の邪魔になるスキーを縦にしたら結構早く回れそうな気もするけど、うっかりすると雪面にスキーが突き刺さっちゃうからなあ。

 それにしてもモーグルを観ていていつも思うのは、忙しい競技だということである。競技者が忙しいのは多くの競技がそうなのだけど、誰よりも実況が忙しそうなのだ。モーグルのエアは、飛んでいる間にいくつもの技を複合させるのだけど、女子では3つの技を組み合わせているパターンが多いようだ。技の名前を言うのが大変そうである。しかも、ひとつひとつの名前が長いのだから尚更である。もし間違えると、言い直しているうちに次のエアが迫ってくるのだ。
 さらに困ったことにモーグル競技は、レベルの向上が著しく、次のオリンピックではさらに技の組み合わせが増えることが予想されているそうだ。これから4年間、テレビ局はアナウンサー教育に注力しないとならないだろう。特にフジテレビは、里谷多英を採用したことを後悔しているかもしれない。フジテレビがモーグルを中継しないわけにはいかないからなあ。

 フジテレビといえば、この正月、久々に新春かくし芸大会を観た。つまらくなったと評判のかくし芸大会だけど、榊原郁恵と井森美幸の早替わりには感心した。フジテレビの衣装さんのアイディアの賜物らしい。実際コンマ数秒で着替えているように見えた。そこでわたしは、これをモーグルに活かせないだろうかと思うのだ。
 つまり、エアの瞬間、素早く着替えるのである。最早回ったり足を広げたりするだけでは誰も驚かない。しかし、着替えるとなると話は別だろう。会場は騒然である。もちろんシングルでは、審査員も納得いかない。是非ともトリプルに挑戦して欲しい。三種類の早替わりである。

「さあ里谷、エアに入るぞ。今日は何を見せてくれるのか。おーっと、これは、青パジャマ、赤パラマ……、いてっ、青パジャマ、赤パジャマ、黄マパジャ……、黄パジャマだーっ!!」

 アナウンサー受難の時代である。

(注)正確にセリフをおぼえていないので適当に書いた。こんな感じだったっけ?
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02.02.05 キスの日の筋肉痛
 そういえば、一昨日はキスの日であった。皆さんキスはしましたか? 特に若い娘さんにとっては、この日にキスをしないと流行にのり遅れてしまうという恐ろしい日なのである。若い娘が接吻。お色気ありそで接吻。黄色いさくらんぼなのである。いや、正確に言うと節分の日だったかな。加えて流行というにはいささか古過ぎる歌であった。

 一昨日はフットサルに行ってきた。久々であった。久々なので、さすがに身体のキレが今ひとつであった。まあ、一昨年にやった時よりはマシだったけどね。身体のキレが悪いのは、もしかすると身体が重くなったせいかもしれない。たしかに前回やった時よりも3kgくらい重くなった。どうにも切り替えしが上手くできないのだ。ボールを追いかけようと勢いよく前に出たら、ボールに追いついたところで止まれないのだ。気を抜くとすぐにズルズルと滑ってしまう。

 いや、よく考えたら、ズルズル滑るのは身体が重くなった所為もあるけど、ほとんどが雨の所為であったとも言える。そう、一昨日のフットサルは雨の中で行われたのであった。あの寒い中で、雨が降っている中で、ご苦労なことにフットサルをやってきたのである。休んでいるとすぐに身体が冷える。あんなに寒いフットサルは初めてであった。まあ、汗をかかなかったから、ドリンク類をほとんど飲まずに済んだけどね。
 しかし、身体を冷やしながら動いた所為か、妙な感じで筋肉痛が発生しているんだなあ。いつものピキピキとした痛みでなく、鈍い感じで違和感を感じる。しかも、いつもとは筋肉痛の場所が違う。色々と踏ん張ったからかなあ。というか、いつもはほとんど脚に筋肉痛がくるのだけど、今回は脚だけなく腕にもきているのだ。なんでだろう。転ばないように手をバタバタ振っていたからかなあ。なんとも不思議な症状である。

 それにしても、冬の雨の中でやるかなあ。フットサルなら屋内競技でもあるのだ。冬にフットサルをやるなら屋内に限ると言いたいところだ。もっとも、いつも同じところばかり借りていて、屋内のフットサル場をよく知らないということもあったりするんだけどね。そもそも、予約を入れた時点では雨が降ることなど予想できなかったのだ。無理も無い。

 ちなみに今回借りたフットサル場は3面あるのだけど、我々の他にはプレイしている人がいなかった。きっと皆キャンセルしたのだろう。こんな状態でも、我々のところの幹事は、雨天決行を強く主張したのである。それならば、やるしかないではないか。というか、他のやつらもよく来るよなあ。欠席がほとんどいなかった。もちろん、わたしも含めてだけどね。みんな、フットサルが好きだなあ。フットサルに生命をかけているようだ。まさにフットサルの鬼である。

 はっ、節分だけに鬼は外ということだったのか。

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02.02.02 北海道の憂鬱
 先週は雪印が大変なことになっていたようである。食中毒事件から約一年半だったかな。こんなに短い期間で事件を繰り返しては、もう立ち直れないような気がする。ブランドイメージがガタ落ちだ。スーパー等が雪印製品を撤去してしまったくらいである。
 事件以前の雪印のブランド力は、相当なものだったと思う。雪印と聞いて悪いイメージを持つ人はあまりいなかった。CMや製品のパッケージ等、CIが騒がれる前から企業のイメージアップに取り組んでいた会社だったからである。二十年前くらいに見た本では、良い企業イメージを植えつけることに成功した数少ない企業の例として紹介されていたくらいである。それがたった二度の事件でひっくり返ってしまうのだから、恐ろしい話だ。信用を取り戻すには何十年もかかるだろう。それまで持ちこたえられるのだろうか。

 他人事と言えば他人事なのだけど、元道民としては見過ごせない話である。何しろ雪印といえば北海道そのものなのである。全国的に知られた北海道の企業といえば、まず名前があがるのが雪印やサッポロビールだろう。そういえば、サッポロビールも何かやらかしたようだ。まったく。北海道そのもののイメージがダウンしてしまったような気がする。
 今までは食品関係の商品に「北海道」の名前をつけると、それだけで売れてしまうくらいだったのが、これからは「北海道」の文字がついた食品は、それだけで売り上げを落としてしまうのではないだろうかと心配するところである。
 本当に勘弁してもらいたいのだ。北海道は、今まで都道府県の中でもわりと良いイメージだったと思う。出身地を聞かれても恥ずかしくなかった。ところが、ここ数年の北海道は暗い話題ばかりである。経済の落ち込みようはひどい。これでもし雪印がつぶれてしまったらどうなることだろう。

 特に釧路は、わたしが高校生の頃を頂点として、段々と人口が減っているのである。21万人以上いたのが、今では19万人そこそこになってしまった。このままでは、近いうちに19万人を切ってしまうだろう。もはや過疎地、斜陽の街である。
 二百海里問題で釧路の漁業はダメになるなんて言われていたのは、わたしが小学生の頃である。それでも何年も持ちこたえていた。わたしが高校生の頃までは、まだ水揚げ量日本一だったと思う。ところが今では見る影もないようだ。
 太平洋炭鉱も、日本で一番最後まで粘ってた炭鉱だった。わたしが高校の頃までは、日本で数少ない黒字炭鉱と言われていたくらいである。それも、ついこの間、閉山してしまった。自然発火による事故が起こってから、急速に資金繰りが悪化してしまったとのことである。

 釧路の場合、漁業、炭鉱業の他には、製紙業なんてところも大きな産業である。製紙業を除くと上記の通り瀕死の状態の産業ばかりである。いや、よく知らないのだけど、製紙業も大変なところかもしれない。日本製紙や本州製紙など製紙業界は、色々合併を繰り返してしているくらいで、結構厳しいのではないだろうか。これほど悲惨な状態のところにきて、もし雪印が倒産してしまったら、どうなるんだろう。釧路には誰もいなくなってしまうのではなかろうか。

 北海道といえば観光。その観光も海外旅行が安くなったため、今ひとつのようである。釧路行きのフェリーもいつの間にかなくなっていた。90年頃だったかな。「ブルーゼファー」、「サブリナ」という新しい船の運行を始めた頃は順調であった。北海道を満喫するなら、自動車やバイクなどで自由に走り回るのが一番である。船内が広くてきれいでゆったりできる。自動車やバイクで北海道を渡る人には、フェリーが絶対お勧めだったのだ。
 しかし、需要が減ってしまったようだ。今は前世代に使用していた「さろま」と「まりも」というフェリーを改造したRORO船という自動車だけを載せる船が運行しているらしい。旅客は乗せないそうだ。

 水産や観光がダメでも農業がある。と言いたいところだけど、その農業も輸入野菜がこれ以上増えてきたらどうなるかわからないし、そもそも畜産に関しては去年の狂牛病騒ぎで相当な打撃を受けてしまった。
 そんなわけで、今は北海道の売りがどんどんなくなってしまっているのである。加えてここ数年は、ロシアマフィアによる凶悪事件が多発しているらしい。わたしが高校生の頃は、そんな事件など皆無だったので想像できなかったのだが、最近の北海道の都市は危険な街になってしまったようである。

 一体、政治家は何をやっている。と言いたいところだけど、なんていうか、そもそも北海道は、政治家がしょうもないんだなあ。大物と呼ばれる人が何人かいるようだけど、どうも評判が悪い人ばかりである。武部勤は狂牛病騒ぎで株を下げたし、鈴木宗男はあれだしね。もっと手腕に長けた政治家がいれば、北海道ももう少しマシになっていたような気がする。なんとかしてもらいたい。

 まあ、北海道を捨てて東京(といっても端っこだけど)に出てきたわたしが言うのもなんだけどね。そもそも北海道を出てきたのは、釧路にまともな大学や専門学校がなかったからである。何しろわたしが高校の頃までは、釧路には教育大学しかなかったのだ。教員になるわけでなかったら、わざわざ行かない大学である。
 その後、釧路公立大学なんていうのもできたけど、あれも経済学科と経営学科だけだったかな。これだけではどうしようもない。特に理系を目指す人にとっては、行くところがないのである。これでは若いやつらがどんどん出て行ってしまう。人口が減っていくのも当たり前である。
 あっ、ちなみに大学が少ないのは、悪いことばかりでもない。こうして男が出て行ってしまう分、釧路は若い女子が余っているのだ。実は男性有利な条件だったりする。人口統計(EXCEL形式でUPされている。一応ウィルスには感染してないみたい。15歳から19歳までと20歳以降の差を見ると違いがわかる)を見ても女性の方が多い。まじめな出会いを求める男子は釧路に行くと良いかもしれない。ただし、釧路に職があればだけどね。これがなかなか無いんだなあ。

 このように人口がどんどん減ってしまうと、わたしも無関係ではいられなくなってしまうのである。というのも、実は田舎の家を他人に貸しているのである。しかし、その店子が11月に出て行って、その後なかなか決まらなかったのだ。先月、次に入る人がようやっと決まったのだけど、その間の収入減の補填が大変だったのだ。修繕費もかかったし。
 5年前は希望者殺到だったのになあ。広告を載せたらすぐに何組も見学に来たくらいである。しかし、今回はあまり来なかった上に家賃を値切られた。そもそも売ろうにもかなり安くなってしまったからなあ。わたしの資産がどんどん目減りしていっているのだ。ここ数年で何百万損したことだろう。いや、正確に言うとマイ母の資産なのだけどね。でも、いずれは、

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