第40回 96.12.01くらい 『師走の風』

 月日の経つのは早いもので、今年もまた例によって12月がやってきた。12月になってふと思ったのだ。ここで改めて皆様に挨拶をしておこうと。ああ、みやちょです。今年もよろしくお願いしわす。

 12月にもなって、「今年もよろしく」は無いだろうとは思うが、逆に考えれば12月だから言えることかもしれない。12ヶ月間もよろしくするのは大変だけど、1ヶ月間程度ならば、なんとかよろしくできるというもんだ。これは読者に過度の負荷を与えないという、わたしなりの優しさなのである。嗚呼、わたしってなんて良い人なんだろう。

 ところで、12月と言えばあの歌を思い出す。母さんが夜なべをする歌だ。なんだか知らないが、あの歌は非常に心を打つのである。もし、カツ丼とあの歌がセットになったら、思わずゲロしてしまいそうになるのだ。酔ってしまうのだ。ああ、これこれ。黒のビニール袋は用意しなくてもよい。そういう意味じゃないのだ。刑事に取り調べを受けたら、思わず白状してしまいそうになるということだ。
 でも、よく考えると、わたしは悪いことしていないのだ。いや、ちょっとはしているが、刑事に取り調べを受けるほどのことはしていないのだ。いや、刑事に取り調べを受けるようなことはあっても、バレるようなことはしていない。はずだ。と思う。

 ところで、どうして12月というとあの歌を連想してしまうのか不思議である。わたしは、あの歌が母の心を歌っているからだと思うんだ。母の心と言えば、これはもう12月なわけだ。昔の人の言葉に、師走の心は母心というのがあるが、まさにそうだと言えるのだ。

 それは、ともかく12月と言えば、キリストが産まれたり、天皇が産まれたりで大変な月である。あるいは、ボーナスを貰ったり、コーラスを歌ったりもする。さらに、忘年会があったり、もう寝んかいと叱られたり、とにかく忙しい月なのだ。12月とは一年間の締めくくりである。一年の計は師走にありと言われるように忙しいのである。

 まあ、普段からきちんと仕事をしていれば、12月だけ忙しいなんていうことにはならないはずだ。しかし、この時期は様々な行事に押されて、結局忙しくなってしまうのだ。師走がしわ寄せに集中してしまうのだ。いや違う。しわ寄せが師走に集中してしまうのだ。
 こうなった時の対処方法としては、しわ寄せが歩いてこない事を利用するしかない。そう、しわ寄せは歩いてこないのだ。だから、省いて行くのだ。具体的に言うと、「しわ寄せって、なんだっけ?」と、とぼけて無かったことにしてしまうのだ。ただし、この方法の欠点は「ポン酢醤油のある家さ」と切り返されることだ。

 さて、こんなに忙しい月でも救いなのは、ボーナスがあるっていうことだ。しかし、ボーナスを待ってから買い物をするのは、あまり好きではない。なぜならば、ボーナス時期は、モノが高いような気がしてならないからだ。まあ、実際に高くなることは稀にしても、値段があまり下がらないことだけは確かである。12月はボーナス、1月はお年玉でモノの値段が高値安定しているのだ。再び値段が下がり始めるのは2月からである。それは先が長い話だ。

 というわけで、今日は散財してきたのだ。まずは今更であるが、ケータイ。実はちょっと前に申し込んでいたのだが、12月から使い始めると安くなると言うので、今日ようやっと取りに行ってきたのだ。その後、秋葉原に行ってマウス2つ。あと、なぜかテトリスJr.。そしてパソコンを1つ。よく考えると、パソコンを除いたらたいしたことはないなあ。本当はもっと散財したかったのだが、いかんせん金が無いのだ。
 本当は、他にもSCSIボードとスキャナとLANボードとLANカードとHUBとモデムカードとTAとポータブルCD-ROMとMOと新しいデジカメと新しいノートパソコンとプレイステーションとファイナルファンタジー7とオーディオとリッターバイクと教習所とポルシェと庭付き一戸建てが欲しかったんだがなあ。物欲は尽きない。

 まあ、パソコンに関しては借金して買ったわけだから、これ以上借金をするのもなんだろう。今回はオリコのローンだったので、お利口さんにしているしかないのである。これがアプラスのローンだったら、きっと踏み倒していただろうなあ。借用証書など即座に廃棄処分にしてやるのだ。アプラスの証書廃棄である。

 というワケで、今日の分はおしまいだ。では、また会う日まで。


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