第33回 96.11.18くらい 『頑張れ第1次産業』

 それにしても、今朝の新聞は異様であった。どの新聞も、揃いも揃ってあの記事が一面だったからだ。うーむ。これって、そんなにスゴいことなのだろうか?

 関係無いが、その昔某喫茶店でピザトーストを頼んだのだが、そこで出てきたのは単なるピザであったということがあった。トーストではなく普通のピザだ。そして、なぜかスポーツ新聞も一緒に持ってきてくれたのだ。そのスポーツ新聞というのが東スポだったのだ。

 わたしはどうしてもトーストの方のピザが食べたくて、「あのお。お兄さん。これ違うよ」と言って取り換えてもらうとしたのである。すると店員さん、こともあろうに「ピザ、東スポでなかったでしたっけ?」と抜かしやがったのだ。ギャフン。
 しかし、フレンチトーストを頼まなかったのは不幸中の幸いだ。この店員ならば、間違いなくフランス版の東スポを持ってきたはずだからだ。ええと、よく考えたらフランス版の東スポというのは無かったか。フランス版の東スポってパリスポになるんだったっけ?

 ところで、東スポというのは、皆さんご存知のように、マユツバものの記事で有名な新聞だ。たとえば、鶴が小包で送られてきたり、大根が喋ったり、鏡が結婚したりとかいう記事を臆面もなく書いたりする新聞である。って、あれ? これは東スポの記事ではなかったか。

 まあ、そんな東スポばりの記事が今日の新聞の記事の中心だったから驚いたのだ。

 なにしろ、巨大な農夫がいるというのだ。身の丈3mといった具合だろうか? その巨人は何を作っているのだろうか? 米だろうか? 野菜だろうか? 電車の中で前の人が読んでいる新聞の見出しを読んだだけなので詳しくは知らないが、ともかく日本では他に例を見ない大記録とのことだ。そんな話がほとんど全てのスポーツ新聞の一面を飾っていたのである。

 ええと、「ジャンボ ヒャクショウ」というのは、そういう話ではないのか?

 というワケで、今日の分はおしまいだ。では、また会う日まで。


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