第98回 00.12.13くらい はみだしおまけ:マーマレードの空
 そうそう。昨日のおまけ日記に書いた定期券の話だけど、事実誤認があったようだ。まさに誤認揃ってゴレンジャーというやつである。というのも、どうやら最近では機械の方でも新規定期が買えるみたいなのだ。今朝定期を買おうとした時、機械が新しく入れ替わっていたことに気がついたのである。新しい機械には、継続定期だけでなく新規定期も買えるといった説明が書かれていたのだ。

 先月、継続定期を買った時は、まだ新しい機械ではなかったように記憶している。この一ヶ月の間に置き換わったのだろう。ちなみに先月の13日、つまり「12.11.13」は月曜日であった。定期を買う場合、土日を含めずに買うという人は多いと思われる。少なくともわたしはそうしている。
 ということは、定期の有効期限が「12.12.12」となっていた人が結構多かったと思われるのだ。もしかすると、新規定期も買えるようになったのは、有効期限が「12.12.12」である定期を記念に残しておきたいという要望がJRに対して多数寄せられていたからかもしれない……って、ことはないか。やっぱり。

 ちなみに昨日はあんなことを書いたけど、結局わたしは新規定期を買わずに継続定期を買うことにした。やっぱり「12.12.12」の定期なんて、持っていてもしょうがないからねえ。わたしの旧定期は、機械の中に吸い込まれて処分されたはずである。使えない定期が処分できて、むしろすっきりしたというものだ。

 それにしても、新規定期が機械で買えるとはなあ。いや、むしろ昔から機械で買えないことの方が不思議に思っていたのだ。技術的には不可能ではない。実際窓口で買う時も、駅員が妙な機械を使って定期券を作っていたりするのだ。定期購入のための基本的なロジックは既にあるのだ。
 ただし、ユーザーインターフェイスについては改善の余地がある。しかし、利用区間、経由、名前、年齢、電話番号、使用期間……といった入力項目はタッチパネルで充分表現することが可能だと思われる。ATMでの振り込みの操作とでは、どちらが複雑かいうレベルだ。通学定期は別途証明書が必要になるので機械化は難しいが、通勤定期については充分可能であると思っていたのだ。うーん。これは女性には朗報かもしれない。

 それというのも、昔「是が非でも機械で継続定期を買わなくては」と言っていた人がいたからだ。その理由は年齢である。定期には年齢が記載されるが、彼女は機械で継続している限りはカウントアップされないと主張していたのだ。ええと、そうだったっけ?
 そんな気もするけど、もしかすると、昔の機械の仕様なのかもしれない。わたしが今使っている定期の年齢欄には正しい年齢が表示されている。このところずっと継続定期を使っているけど、自動的に年齢がカウントアップされているようだ。生年月日まで入力した記憶は無いのだけど、とにかくいつまでも同じ年齢のままにはなっていないような気がする。。
 まあ、いずれにしても年齢なんて、定期を見せずとも詐称すれば良いだけの話だ。定期券の表示なんて拘る必要は無いだろう。あっ、ええと、ちなみにわたしは24歳です。干支は猫です。

 それはともかく、この新しい機械によって、これからは窓口に紙を出さなくても良くなったわけだ。証明書の類いも特に必要無いと思われる。そうだとしたら、年齢なんていくらでも詐称できるではないか。詐称しまくれば良いのだ。今までは窓口に出す手前、さすがに無理な詐称はできなかったが、機械相手ならば全然バレる心配がない。ましてや、今はほとんどが自動改札なのだ。誰にもチェックされないのだ。

 こうなったら年齢だけではない。名前だって偽ることができるだろう。今まで名前に対してコンプレックスを持っていた人にも朗報だ。たとえば、丸出ダメ夫などという名前で悩んでいた人も、これからはジョン・レノンなんて名前にできるのだ。自称ジョン・レノンである。
 まあ、もしそれで定期券を紛失したら証明するものが無いので困るけどね。拾得定期券掲示板に「ジョン・レノン様」なんて書かれていたら、「一体誰なのだろう?」と大騒ぎになりそうな気がする。窓口に受け取りに行ったら、「ワタシハ、ジョン・レノンデース。ウソジャナイデス。ウタヲキケバワカリマス。イエスタディ♪ ほにゃららら……」とか誤魔化さなくてはならない。わたしは、インチキイタコか。

 しかし、本当にあの機械で詐称できるのかなあ。なんらかの防止装置がついているかもしれない。もっとも、詐称できたとしても、さすがにジョン・レノンの名前入り定期券を使う勇気は無いなあ。自動改札は良いとしても、もし電車に乗っている時に検札が来たら困るもんね。間違いなく疑われるだろう。どうやって誤魔化そうか。やはり歌ってみるしかないのだろうか。さりげなく観念するしかないか。運転手は君だ。詐称は僕だ。


 ↑これは日記猿人のなんたらボタンである。

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